日比谷花壇は22日、「母の日コム 贈る人もらう人アンケート2014」の結果を発表した。それによると、母の日にかける予算は「5,000円未満」との回答が7割弱を占める中、減少が続いていた「7,000~1万円未満」が今年はやや増加したことがわかった。

同調査は、2014年2月21日~3月20日の期間にインターネット上で行われ、贈る人3,714人、もらう人723人から有効回答を得た。

母の日のプレゼント予算を尋ねたところ、1位は「3,000~5,000円未満」の39.2%、2位は「3,000円未満」の28.7%となり、合計67.9%を占めた。一方、「7,000~1万円未満」は、2009年が12.0%、2013年が7.8%と、この5年減少が続いていたが、今年は9.3%に増加。同社は「景気回復の兆しも影響しているのではないか」と推測している。

【贈る人】今年の母の日のプレゼントのご予算はどれくらいですか?

母の日にもらうと嬉しいものは、「お花」が36%で最多となったものの、「家族と一緒に過ごす時間」が30%、「メッセージや手紙をもらう」が18%と、合わせて約半数に上り、"モノ"以外の"家族とのつながり"を求める傾向が目立った。反対に、贈る側は花やその他のプレゼントなど、"モノ"を贈るという回答が81%を占め、意識の差が見られた。

母の日にしてもらうと嬉しい手伝いを聞くと、「食事の用意」が圧倒的に多く62%。以下、「家の掃除」が23%、「買い物」が8%、「洗濯」が2%と続いた。