「第49回上方漫才大賞」の発表会が19日、大阪市内で行われ、お笑いコンビの笑い飯が大賞に選ばれた。

上方漫才大賞に選ばれた笑い飯の(左から)西田幸治、哲夫

上方漫才界で最も歴史の長い権威ある賞だけに、西田は「目標にしていたのでうれしい」、哲夫も「本当にありがたい」と感無量の様子。昨年の大賞は、笑い飯とはデビュー前から交流の深い"盟友"のコンビ・千鳥が一足先に受賞している。西田は「できれば千鳥より先に獲りたかったので、去年は本当にくやしかった」と語り、「そのときは千鳥も気を遣って、『僕らが獲りました』と言うてこなかったので、ちょっと気まずい感じにもなりましたけど(笑)、今回は向こうから『おめでとうございます』と言ってもらったので、僕らの仲も普通になると思います」と笑顔を見せた。

哲夫は「大賞受賞者として、上方芸能のリーダーとなるべく邁進していきたい」と発奮。「国民のみなさんの疲れを癒す漫才師になりたい」「上方のテレビ局発の全国番組がもっと増えていかなアカンと思うので、そんな番組を発信できるようになれば」と上方お笑い界の発展に力を尽くす気構えを見せたが、差し当たっての目標は「テレビに坂上忍ばっかり出さない」こととか。最近、バラエティー番組に引っ張りだこの坂上に「さすがに出過ぎでしょう!」と物申す哲夫に対し、祝福のため会場に駆けつけた先輩の小籔千豊が「坂上さんはメル友ですけど、ものすごくいい人。いっぺん東京で飲みに行きましょう。哲夫と坂上さんは似てるとこあるから、死ぬほど気が合うてベロベロに酔うてるかも(笑)」と直接対決?の仲介役を買って出ていた。

そのほか、奨励賞はダイアンが受賞。「名誉ある賞をいただいて、本当にうれしい」と満面の笑顔で喜びを語る津田に、西澤が「漫才のネタも書いてない相方が、なぜ喜んでるのかがわからない。相方と(ネタを書いている)僕とでは“うれしい”の感情が違います!」とすかさずダメ出しして笑いを誘った。新人賞は、会場で選考会が行われ、アルミカン、学天即、タナからイケダ、和牛、アキナの5組が熾烈なネタバトルを繰り広げた結果、学天即が獲得した。