お笑いコンビの笑い飯が司会を務めるテレビ大阪の新番組『笑い飯 女子脳研究所~オンナは諸行無常だな~』(2014年1月11日スタート 毎週土曜 26:00~)の初回収録が24日、大阪市内で行われた。

テレビ大阪の新番組『笑い飯 女子脳研究所』で司会を務める笑い飯の西田(左)と哲夫

同番組は、笑い飯が20代の女性読者モデルたちとのトークから「女子たちは何を考えているのか?」を深く掘り下げ、今どきの若い女性の思考“女子脳”を研究していくバラエティー。ファッション、映画、音楽など毎回さまざまなテーマを設け、世の若い女性たちの関心事を探っていく。

収録には、ファッション誌などで活躍する平均年令23歳の女子5名が参加。そんな彼女たちの華やかな女子会に「モテないおっさん代表」として加わり、トークを繰り広げた西田は「僕のようなおじさんにはなかなか理解しがたいことがあったんですけど、よくよく考えると、若いときもそんなに女の人は接点なかった。『あ、おじさんだからじゃないんや』と思いました」と苦笑。哲夫は収録の前、口臭ケア用のカプセルをしっかり飲んできたことを告白し、「まずは口臭のエチケット。近寄りたくないおじさんと思われない工夫ですよね。あと、相手の共感できるところがあったら『わかる~』みたいな顔をしておくことも大事」とおっさん代表ならではの涙ぐましい努力を明かした。

また、哲夫は番組の見どころについて「女子会にはあり得ない雰囲気の芸人が女子会に加わると、どんな化学反応を起こすのか?それを世間のみなさんにヒヤヒヤしながら、かつ興味を持って見ていただきたい」とコメント。研究対象となる"女子脳"への理解度をたずねられると、「お母さんの考えてることは理解してあげられてるんじゃないかなと思います」とボケを繰り出し、「お母さんを"女子"としている時点でアウト」と西田に突っ込まれていた。今年4月に入籍した西田は「結婚して、女性の"よそいき"と"普段"の違いがわかってきて、ちょっとは理解できたかなと思います。家ではこんなにだらしないのかと。コタツの中から靴下が出てきましたからね(笑)」と新婚家庭でのエピソードを明かして笑わせた。

一方、哲夫は未だ独身。「僕の場合は婚期を逃しまして、だんだん年を重ねてきたら、女性のここがイヤだとかいうのがもうなくなってくる。もう女やったらええやんけ!みたいになってくるんですけども(笑)」と言いながらも、「でも、『絵文字を入れろ』とかいうメールの細かすぎるルールは受け入れがたい。たとえば『1時に集合』に『了解』と返したら、『絵文字入れてくれな怒ってるみたい~』とか言うでしょ?『集合』のどこに怒る要素あんねん!そもそもこっちは了解しとるし!」と憤り、"女子脳"がわかるまでの道のりはまだ遠いよう。しかし、新しい冠番組のスタートを機に幸せを掴むべく、「ここで(女子脳を)勉強して、実生活にリサイクルしていきたい」と意気込んでいた。