『グラマー』誌5月号でさまざまな不満を明かしたスカーレット・ヨハンソン (C)BANG Media International

米女優のスカーレット・ヨハンソンが、メディアから付けられた「スカヨ」というニックネームを侮辱に感じていることを『グラマー』誌5月号で語っている。

スカーレットは、このニックネームをJ.Loと表記されたジェニファー・ロペスのような"安っぽいポップスター"のように聞こえるため、真剣な女優の自分にとっては侮辱に感じるという。「その名前ってポップスターみたいに聞こえるの。すごく安っぽく聞こえるわ。なんだかだらけていてふざけているわ。侮辱のようにさえ感じるの」

さらにスカーレットは、自身の容姿に関するメディアの執拗さにも苛立ちを覚えているそうで、男性俳優にはまずされないであろう質問にもうんざりしており、「女優って『どうやってセクシーさを保ってるの?』とか『一番セクシーな面はどこ?』とかいうバカげた質問をいつもされるでしょ? こういうバカみたいな質問って男性にはしないじゃない」と話している。

彼女の怒りはそこに留まらず、自身の人気に火がついた2003年の『ロスト・イン・トランスレーション』の役柄で評価するのではなく、キャリア全体の作品でメディアが自分を評価しないことへの失望を明かしている。「私が『ロスト・イン・トランスレーション』に出た時はまだ17歳だったわ。今私は29歳よ。それって若い俳優としての普通の副作用的なものなのね。人生のある一点で捉えられてしまって、人々はそれを忘れることがなかなかできないのよ」

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