ザ・キッズを再結成するために尽力しているというジョニー・デップ (C)BANG Media International

俳優のジョニー・デップが、米ロックバンドのザ・キッズを再結成するために動いているという。

ジョニーは俳優活動を休止し、30年前に解散した同バンドの復活に尽力していると言われており、ある関係者はザ・サン紙に「ジョニーがずっと考えていたことなんです。彼はロッカーとして苛立っています。俳優としては成功を収めていますが、いまだに音楽界で成功できることを願っているんですよ」と明かしている。

また、ジョニーは同バンドのリードギターとしてのポジションに返り咲くことを、婚約者のアンバー・ハードに後押しされたという。「これはジョニーが夢を追いかけたらどうなるのかという様子を見る絶好のチャンスなんです。でもどんな酷評をされるのかと心配もしていますよ」と前述の関係者は続けている。

ザ・キッズは、ジョニーが『エルム街の悪夢』(1984年)にキャスティングされてフロリダからロサンゼルスへと拠点を移した後の1984年に解散している。同じ関係者は「メンバーはちょこちょことライブ活動を行ったきましたが、正式な解散からはもう30年もたつんです。ジョニーはツアーを行う絶好の機会だと思っていますし、アルバムのレコーディングの可能性までも考えているようです」と語っている。同バンドは解散前にシックス・ガン・メソッドという名前に改名していたため、その名前で再結成することになるかもしれない。

ジョニーはこれまで、2012年にマリリン・マンソンとタッグを組んでカーリー・サイモンの「うつろな愛」をカバーしたほか、ベイビーバードと活動したり、オアシスの1997発表のアルバム『ビィ・ヒア・ナウ』の「フェイド・イン-アウト」でギター参加したりと、数々のミュージシャンと活動を共にした。また、2011年にはロンドンの100クラブで行われたアリス・クーパーのステージにも参加している。

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