日本有数の桜の名所、青森県弘前市の弘前公園で「弘前さくらまつり」が行われる。開催日時は4月23日~5月6日まで。

水面に映る桜も美しい「弘前さくらまつり」の様子

推定樹齢130年以上のソメイヨシノも花開く

毎年200万人以上の観光客でにぎわう同まつりは、ソメイヨシノを始め、約50種類、2,600本以上の桜を一度に鑑賞できるのに加え、200以上の出店が軒を並べることで知られる。

夕方から~22時頃までは夜桜のライトアップも実施。西濠ではトンネルのように頭上を覆う桜の花を鑑賞できるほか、終盤には舞い散る花びらが水面を覆い、ピンク色に染まった姿を見ることができるという。

見どころは、弘前公園の東内門から入ってすぐの場所にある推定樹齢130年以上のソメイヨシノ。「日本最古のソメイヨシノ」とも言われ、1882年に弘前城に最初に植えられた1,000本のソメイヨシノのうちの1本だと言われている。また、弘前公園の「緑の相談所」裏にある、主幹幹周5.37m、樹高10mにも及ぶ「日本一太いソメイヨシノ」(推定樹齢100~120年)も人気とのこと。

なお、今年のイベント終了後、石垣修理工事により内濠を埋め立てるため、「内濠の水面に映る天守と桜」という光景は工事終了まで見ることができない。

日本最古のソメイヨシノ