第一三共ヘルスケアはこのほど、「ライフスタイルに関する意識・実態調査」を実施し、その結果を発表した。対象は20~39歳の女性500名。「自分時間の長さ」や「普段の生活で後回しにしがちなこと」「口内炎の発症頻度」などについて、2月18日~20日の期間、インターネット上で調査を行った。

1日のうち一人で過ごす「自分時間」の長さを聞いたところ、最多回答は「2時間程度」(22%)。さらに、「普段の生活で後回しにしてしまうことがあるか」という質問に対しては9割以上が「ある」と回答した。具体的な内容については「部屋掃除」(62%)、「トイレ掃除」(46%)、「運動」(35%)、「友人とのコミュニケーション(メール・LINEなど)」(34%)となった。なかには「気分が沈んでいる日は、入浴も歯磨きもやらずに、そのまま寝てしまう」(22歳・学生)など、「忙しい生活の中で、自分のケアや友達づきあいを後回しにしてしまう、言わば"放置女子"が多いことがわかった」と同社はコメントしている。

"放置女子"にとって掃除は悩みの種のようだ

アンケートの回答からは「つい面倒でメイクを落とさず寝てしまい、翌朝顔が乾燥すると、すごく後悔する」(27歳・事務)、「忙しいと部屋があれて、心まであれる悪循環に」(36歳・研究)、「家事が後回しになってたまると、ストレスになる」(28歳・公務員)など、大事なことを後回しにすると「ストレス」が感じられ、"放置女子"たちもこの状況をいいと思っているわけではない様子がうかがえるという。さらに「ストレスを感じているときに、どのような状況になるか」という質問に対しては「口の中があれる(口内炎になる)」という女性も約4割いた。

口内炎になる頻度に関しては、約7割が年1回以上と回答しており、原因は上から順に「口の中を噛んでしまった」(46%)、「ストレス」(45%)、「栄養バランスの偏り」(44%)。「口内炎ができたときの気分は? 」という質問に対しては「口の中の違和感が強い」(84%)といった痛みや不快感に対する回答に加えて、「好きなものを食べていてもおいしさが半減してしまう」(57%)、「パートナーとキスをするのが嫌になる」(36%)、「仕事に集中できなくなる」(33%)など、「恋愛や仕事などにもマイナスの影響を及ぼしている実態が明らかとなった」(同社)。

「トラフル軟膏」(900円・税抜)

口内炎ができたときの対策としては、「何もしないで放置する(対処することはない)」(32%)が最多回答。一方で、食事の改善や市販の口内炎治療薬(塗り薬)で口内炎を改善しようとする"非放置女子"も多く、特に市販薬使用の理由に関しては「早く直したいから」(49%)、「知人・友人に薦められたから」(20%)、「手軽だから」(17%)といった回答が寄せられた。

同社が2月12日に発売した「トラフル軟膏」(900円・税抜)は、口内炎の痛み・腫れを鎮めるという軟膏タイプの口内炎治療薬。「1日数回、患部にひと塗りするだけと手軽に使えるため、ケアを面倒に感じる"放置女子"にもおすすめ」とのこと。