追悼は世界中から

東日本大震災から3周年となった今日、中国版ツイッター「ウェイボー」でも、多くの中国人ユーザーが追悼の想いをつぶやいている。

「旅行業も回復していたのがすばらしい」

ウェイボーの各マスメディアアカウントは、「今日が311から3周年」というツイートを発信。中国人ユーザーらが「忘れられない」「ご冥福をお祈りします」などと哀悼のコメントを多数寄せている。

震災から半年後に仙台を訪れたというユーザーは、「忘れられないのが、半年しか経っていないというのに、仙台は既に都市機能が回復していたこと。旅行業も回復していたのがすばらしい」と、日本の復興の早さを絶賛している。

また、最近発生したマレーシア航空の失踪事件と関連付けて、ツイートをするユーザーも多い。「東日本大震災、マレーシア航空事件それぞれの関係者の皆さん、気持ちを強く持って」「東日本大震災でまだ家に帰れない皆さんも、マレーシア航空事件の関係者の皆さんも頑張れ!」などというつぶやきが多数アップされている。

「日本加油! 中国加油!」

中国版「LINE」の「WeChat」のタイムラインでも、東日本大震災3周年についてコメントする人が少なくない。

ある日本語学習者の中国人ユーザーは地震発生の翌日、広州で在住日本人を励ましたいとクラスメートと「日本加油! 中国加油!」(日本も中国も頑張ろう!)と書いた手製のビラを作り配布した思い出をアップ。「地震の惨状を見て、いたたまれなくなって皆で頑張った。あの時の仲間たちは、今でもすごくいい友達。被災地の人が早く元気になってほしい」と当時を振り返っている。

日本だけではなく、中国のネットユーザーも、それぞれの思いで東日本大震災3周年の日を迎えている。