JR東日本は23日に発生した川崎駅脱線事故にともなう京浜東北線の運転状況に関して、「24日は始発より通常通り運転する予定」と発表している。

京浜東北・根岸線用の車両E233系

事故は23日1時11分頃発生。脱線したのは京浜東北・根岸線用の車両E233系177編成で、桜木町発蒲田行の回送列車として走行中、川崎駅構内で工事用車両と衝突したという。10両編成のうち東京側の先頭車(10号車)が横転し、続く9号車も脱線した。

この事故の影響で、京浜東北線は蒲田~鶴見間で終日運転見合わせに。京浜東北線大宮~蒲田間、京浜東北・根岸線鶴見~大船間も本数を減らしての運転が行われた。事故現場となった川崎駅付近では、京浜東北線ホームが立入禁止となり、日中の時間帯も脱線した車両が残されていた。撤去作業が始まったのは同日夕方頃から。

なお、京浜東北線の最新の運行情報については、JR東日本サイト内「列車運行情報」でも確認できる。24日0時現在、「明日(24日)の京浜東北線は、始発より通常通り運転する予定です」とされている。