2013年12月17日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催された「第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦」がDVD、ブルーレイディスク(以下BD)化され4月9日に発売されることが13日、明らかになった。

「第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦」で「ヘビーローテーション」を披露している場面

「AKB48 紅白対抗歌合戦」は、AKB48グループのメンバーが紅白の2組にわかれ、"歌で戦い、歌で繋がる"をテーマに第3回目を迎えた年末恒例イベント。普段のコンサートでは見ることのできない対決やユニット、コラボレーションなどが行われる。

第3回では、米・大リーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大投手が始球式を務め、審査員として女優・松坂慶子ら、応援団としてお笑いグループ・ダチョウ倶楽部、人気キャラクター・ふなっしーなど、豪華ゲストが参加。

メンバーによるスペシャル企画も満載で、渡辺麻友がAKB48の公式ライバルでもある乃木坂46の「君の名は希望」を熱唱したり、小嶋陽菜は秋元康総合プロデューサーがこの日のためだけに書き下ろしたという、AKB48初となる男女デュエット曲を初披露したり、指原莉乃は自身が作詞・プロデュースしたSKE48・松村香織の「マツムラブ!」をアレンジした「サシハラブ!」を披露するなど、大盛り上がり。

最終対決では、紅組の高橋みなみが元刑事や警察官たちで構成された、イベント警備でもおなじみのOJS48とともに「深呼吸」を熱唱。白組は大島優子が「渚のCHERRY」で審査員席に乱入、勝利を審査員に猛アピールした。

高橋みなみは「AKB48 紅白対抗歌合戦」について、「48グループとしての1年最後の締めくくり。最後だからこそ、ちょっとふざけて、楽しんで、お祭り感覚でやれるAKB48ならではのイベントだと思っています」と説明し、「今までの2回はそれぞれのメンバーがAKB48グループの持ち曲しか歌っていなかったのですが、峯岸みなみが"あの曲"を歌ったり、特殊な演出がたくさんある、年末の恒例イベントならではかと思っています」と第3回開催を振り返った。

OJS48の「深呼吸」を歌った自身のパフォーマンスについては、「私たちAKB48のイベントや握手会の警備をしてくださっているOJS48の皆さんのシングル曲で、すごく良い曲、隠れた名曲だと思っています。これまでと違う事をやろうとした時に『これだ!』と思い、この曲を歌わせていただきました」とコメント。「あれ以来、OJS48の皆さんに会うと、仲間の様に敬礼をしていただいています(笑)」ということも明かした。

なお、「第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦」(DVD:4,980円、BD:6,980円)は、永続特典としてブックレット(20P)と生写真(ランダム3枚)が封入される。また、DVD&BDの発売決定にあわせ、14日より本作の特設サイトでダイジェスト映像を公開。また、本公演に参加したメンバーの生のコメント映像も、26日から発売日の4月9日までに順次公開していく。