絢香「『おかえり』と言われる側が言う側に…」“20年"歌と向き合い続けたことで感じた変化とは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送では、シンガーソングライターの絢香さんが登場! 本記事では、今年デビュー20周年を迎えた絢香さんが、音楽と向き合い続けるなかで感じた“変化”について語った模様をお届けします。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、絢香さん

◆20年で変化した歌声と歌詞の景色

れなち:この20年で楽曲制作や昔の曲に対する向き合い方、歌い方というのは、どんな変化がありましたか?

絢香:やっぱり、歌声は相当変わったなと思います。(デビュー当時は)10代だったので、(今と比べて)全体的に声が高いんですよね。でも聴き返すと、年を重ねて下(の音域)がどんどん育っていったことで、響きが違ったり、音域も変わったりして、楽曲を作るときも幅広い音域を使えるようになったっていう変化はありますね。

れなち:ご自身のYouTubeチャンネル(Ayakamv)に、過去のライブ映像とかもたくさんアップされているじゃないですか。

絢香:はい。

れなち:今おっしゃったように、私が中学生、高校生くらいのときに聴いていた絢香さんの歌声にくらべて、もっと深みというか、夜景や星空みたいな演出も映える歌声だなと感じていました。では、曲作りや作詞するときのメッセージの込め方っていうのも、ライフステージが変わっていくにつれて変化しましたか?

絢香:そうですね。それこそ、デビュー曲の「I believe」は、デビューを目指しているんだけど「本当にデビューできるんだろうか」といった葛藤があったときに作った楽曲で、“自分を一番に信じることで開けていく”みたいな、自分に言い聞かせるように書いた曲だから、その当時の強い気持ちが全部(歌詞に)出ていて。

ただ最近は、20年のあいだに母親になったり、1人の女性としても大きな変化がたくさんあったから、そこもすごく曲に出ていると思いますね。“愛”という言葉1つとっても、対象が全然違うものになっていたりして。過去の曲でも、例えば「おかえり」っていう曲があるんですけど、(リリースしたときは)自分が「おかえり」って言われる側だったのに、今は自分が言う側になっている。

同じ曲を歌うにしても景色が変わっていたりするから、長く続けていると、音楽から見える景色がどんどん変わっていくので、そこが面白いなと思います。

<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

番組公式X:@darehanaTFM