歌手のSuperflyが、山田孝之主演映画『闇金ウシジマくん Part2』(5月16日公開)の主題歌&イメージソングをPart1に続いて担当することが13日、明らかになった。

『闇金ウシジマくん Part2』主題歌&イメージソングを担当する歌手・Superfly

Superflyの2014年第1弾作品となる主題歌「Live」(リヴ)は、壮大感のあるバラード。"生きる"をテーマに書いた作品で、人を励ますことのできる優しい曲にしたいという想いで制作され、少しでも人々の生きる力になるような一曲になれば…という本人の願いが込められている。

イメージソング「万華鏡と蝶」は、Superfly史上初となる"ほぼ英語歌詞"で構成したアッパーで攻撃的な楽曲となっている。"サイケ"というキーワードを元に、どこか80年代を思わせるギターとシンセの絡み、歌い方で雰囲気作りをしたという。

『闇金ウシジマくん Part2』ポスター画像

Superflyの志帆は「前作同様に、エッジの効いた個性的で攻撃的な一面と、主人公達の人間臭い一面とが絡み合い、とても見応えのある作品だと思いました」とPart2を見た感想を述べ、「『万華鏡と蝶』は、怪しげで、これから一波乱起きる予感の沸くようなゾクゾクする一曲をイメージして作りました。欲望や嫉妬など、ネガティブな感情に呑まれそうになっている主人公達を、万華鏡と蝶という歌詞で表現しました。主題歌『Live』は、 映画のエンディングで、希望の光が射しこんでくるような楽曲をイメージして作りました」と楽曲について説明。そして「間違ったり、つまずいたり、後悔したり。時には生きる事に疲れてしまう事もあるけれど、世界でたった一人しかいない自分を大切に生きてほしい。そんな想いを歌に託しました」と語っている。

また、山口雅俊監督は今回もSuperflyを起用した理由を「観客もエンドロールとともにSuperflyを聴かないとハードなウシジマ・ワールドからうまく脱出できないでしょうから『愛をこめて花束を』以来のSuperflyチームとの長い信頼と友情に甘えて、前作に引き続き、2014年の第1作をお願いしました」と説明。完成した楽曲について「小さいもの、弱いものに語りかけるような、魂に届く曲。期待以上の曲で、感謝しています」と称賛した。

2010年10月からMBS・TBS系で放送されたドラマ『闇金ウシジマ』の映画化第2弾となる『闇金ウシジマくん Part2』は、山田孝之演じる闇金・カウカウファイナンス社長の丑嶋馨役を主人公とした物語。丑嶋の幼なじみで情報屋の戌亥(いぬい)役を綾野剛が演じ、カウカウファイナンス社員でナンバー2の柄崎役のやべきょうすけ、イケメンで元ホストの社員・高田役の崎本大海といった、これまでのシリーズでおなじみのキャストも引き続き出演する。

そのほか、新キャストとして、綾野剛と共に2014年第37回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた菅田将暉、3月スタートのNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演が決定している窪田正孝、話題作への出演が続く柳楽優弥、中尾明慶が出演。女性陣には、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで山田と共演した木南晴夏、東京ガスのCMで注目を集めた門脇麦、映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最後編』で駒形由美役を射止めた高橋メアリージュン、『王様のブランチ』MCとしても活躍中の本仮屋ユイカが名を連ねる。

(C)2014真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会