本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは12日、スイスで3月4日から開催される『ジュネーブモーターショー』(一般公開は3月6日~16日)に、欧州向け「シビック TYPE Rコンセプト」を出展すると発表した。

欧州向け「シビック TYPE Rコンセプト」(スケッチ)

同コンセプトモデルは、欧州向け「シビック(5ドア)」をベースに開発中のスポーツモデル「シビック TYPE R」のデザインの方向性を示すコンセプトモデル。シビック TYPE Rは、走りと燃費を高次元で両立させるという新世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」の1つとして開発中の「2.0L直噴ガソリンターボエンジン」を搭載。高い加速性能やハンドリング、燃費性能を特徴としたモデルとして、2015年に欧州での発売を予定している。

このほかジュネーブモーターショーには、2014年FIA世界ツーリングカー選手権に参戦する「Honda Civic WTCC」の2014年型マシンや、欧州では初出展となる燃料電池電気自動車のコンセプトモデル「Honda FCEV CONCEPT」などを出展する。