ライフネット生命保険はこのたび、保険金・給付金の支払いに必要な請求書類の同社受領から、指定口座に支払うまでの所要日数を、最短2日に短縮できる環境を整えたと発表した。同社は、原則「5営業日以内」に保険金・給付金を支払っていたが、このたびの改善により、契約者へより迅速に支払うことができるようになったという。

従来は、同社が請求書類を受領し、保険金・給付金を指定口座に支払うまでの所要日数は最短で3日を要していたが、このたびの保険金・給付金の支払いに関するシステムおよび業務フローの見直しにより、支払いまでの期間が短縮され、最短で2日、すなわち請求書類が会社に到着した翌日に支払うことができるようになったという。

顧客へ1日でも早く支払うための取り組みとして、このほかにも、ライフネット生命では、2012年10月より、医療保険の給付金請求時における医師の診断書提出を原則不要とし、契約者がより簡易に給付金を請求できる環境を整えているという。これにより、契約者の診断書の取得にかかる費用(相場として5000円から1万円程度)と手間を省くとともに、支払うまでの期間も大幅に短縮し、契約者からも高く評価されているという。

ライフネット生命は、生命保険の本業は「保険金や給付金を、迅速・確実にお支払いすること」にあると考え、今後も、「わかりやすく、安くて便利な保険商品・サービスを提供する」という理念に基づき、顧客の利益と利便性に資する保険商品・サービスの実現に向け、邁進していくとしている。