富士重工業は7日、米国シカゴにて開催中の『2014年シカゴオートショー』(一般公開は2月8日~17日)にて、新型「レガシィ」(米国仕様車)を世界初公開したと発表した。

新型「レガシィ」(米国仕様車)

新型レガシィは、1989年の初代誕生から25年を経て6代目のモデルとなる。開発においては、「デザインとエンジニアリング(技術力)の高次元での融合」を商品コンセプトに掲げ、スポーティな走りの愉しさを生むすべての要素を、高い次元で融合させることを目指したという。

エクステリアは、スポーティで高品位なスタイリングを目指してデザインされ、レガシィの特長である快適なキャビンをそのままに、安心感を伴う彫刻的ボディ、AWDで路面をグリップする足腰の強さをスタイリングに表現。インテリアは、上質さと快適さを向上させながら、スポーティなドライバーズエリアやインフォテイメントの愉しさを提供する新世代インテリアを目指したとしている。

新型「レガシィ」(米国仕様車)

エンジンは、FB25型水平対向エンジンの中速トルクを上げ、実用域での扱い易さや軽快な走りを実現したという「2.5L水平対向4気筒DOHC NA」、もしくは高トルク対応リニアトロニックと組み合わせることで燃費性能向上を図った「3.6L水平対向6気筒DOHC NA」を搭載。安全性能では、ステレオカメラを全面的に一新した新型アイサイトをはじめ、死角検知機能「BSD」、車線変更支援「LCA」、後退時支援「RCTA」、コーナーの曲がりに合わせて夜間視界を確保し易くする「SRF」などを採用している。

新型「レガシィ」(米国仕様車)