マツダ、インドネシアでCX-30の現地生産を開始!ASEAN市場攻略に向けた新たな一手

マツダは2026年7月28日、インドネシアでクロスオーバーSUV「CX-30」の現地組み立てを7月29日から開始すると発表した。ASEAN地域の成長市場と位置付けるインドネシアで現地生産体制を整え、ブランド力の強化と販売拡大を図る。

現地組み立てを担うのは、インドネシアでマツダ車の販売を手がけるPT Eurokars Motor Indonesia(EMI)と、その子会社であるPT Eurokars Produksi Pratama(EPP)。マツダ車専用ラインで生産を行い、マツダは人材育成や設備導入の支援、生産技術の提供、部品供給などを通じて、グローバル品質基準を満たす生産体制の立ち上げをサポートする。

今回の取り組みは、現地パートナーとの協業を軸とする「ライトアセット戦略」の一環。自社工場を新設するのではなく、現地企業と連携することで効率的な生産体制を構築し、市場ニーズへの対応力を高める狙いがある。

インドネシアは、マツダにとってASEAN地域ではベトナム、マレーシア、タイに次ぐ販売規模を持つ重要市場であり、今後も成長が見込まれている。

生産開始セレモニーでマツダの中島 徹上級執行役員は、「CX-30の現地組み立ては、インドネシアにおけるブランドの持続的な成長を支える重要な一歩」とコメント。“走る歓び”を提供することによる顧客満足度の向上やブランド価値の強化を目指す考えを示した。

現地生産の開始により、今後は供給体制の安定化や価格競争力の向上にも期待がかかる。マツダは今後も各地域のニーズに合わせた商品展開を進めるとともに、ASEAN市場での事業基盤を強化していく方針だ。

なお、EMIは現地資本100%の自動車卸売りおよび販売会社で、EPPはEMIの100%子会社の自動車製造会社であり、いずれもマツダとの資本関係はない。

〈文=ドライバーWeb編集部〉