熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「鈴木おさむが妻・大島美幸の“妊活休業”を語る」【ノンストップ】

「最初は『1年も仕事しないってなんだよ』と思った。でも『来週のロケを休まなきゃ』とか、たとえば黒沢と相撲を取るにしても、手を抜かせるのはどうかと思うんですよね」と話す鈴木。

さらに、結婚6年後の2007年、大島が妊娠を公表せずに仕事し、流産した当時を「流産の話はよく聞くけど、まさか自分たちがと」「あの時があったからこそ、芸人として体を張ることができる。それが『芸人として、女としてカッコイイな』と思っていた」と振り返る。

「目指せ“女ダチョウ倶楽部”なので、(体を張るか休むか)どっちか」と話す大島に対して、鈴木は「あの時と同じ涙を流して欲しくない。結果はどうなるかは分からないけど、できることがあればなるべくアシストしたい。まず時間を作り、ゆっくり向き合うことが大切」と愛情たっぷりに話す。この人、“良き夫”のキャラが完全に定着した。

しかし、そこは売れっ子構成作家。「一度芸人になったら死ぬまで芸人だと思うんですよ。どうなるか分からないけど、(大島には)生き方を見せて欲しいです」とエールを送った。また本を書くんだろうな~と思ってしまうが、夫婦そろって全くブレないのは見事。

●「DNA鑑定騒動の真っただ中、大沢樹生に女児誕生!」【ノンストップ】

涙ながらの会見が記憶に新しい大沢に待望の“実子”が誕生。先月13日に女児が生まれたという。ただ、なぜ3週間後の発表になったのか? 答えはカンタン、DNA鑑定騒動の渦中で発表はできなかったのだ。ちなみに、13日は喜多嶋舞が反論コメントを発表した前日。つまり騒動がピークのときに生まれたらしい。

そういえば、大沢は昨年12月5日のブログで、「出産予定日は1月9日」と発表していた。記者から「かわいいですか?」と聞かれ、「ヤバイ」。「実の子ですか?」と聞かれ、「当たり前でしょ!」と答える大沢。2008年に結婚した現在の妻とは、不妊治療をしながら一昨年に死産を経験していただけに、うれしさもひとしおか。DNA騒動については、「もう反論に応じるつもりはない」とのこと。赤ちゃんのことで頭がいっぱいだろうが、口が軽い人だけに続きがありそう。

●「山本梓が結婚、グラドルからアジアのセレブ夫人へ」【スッキリ】

小倉優子、熊田曜子らグラドルの結婚ラッシュもそろそろ一段落だが、今度は32歳になった山本の番。相手は実業家の34歳で、1月28日に婚姻届けを提出してすでに同居、今月16日に披露宴を行うという。出会いは2年半前、共通の友人を介して知り合い、友人関係が続いたが、山本が前の恋人と破局したことから急接近。昨年夏に交際スタートし、わずか半年で結婚に至った。

男性は、かつて人気ソーシャルゲームを立て続けに手がけ、現在はシンガポールを拠点に投資活動を行っているようで、資産は300億を超えるとの報道も。しかし、その一方で前科アリの文字も……。今後の立ち位置は、“セレブ夫人キャラ”になるのか。ネット民が反発しそうだ。

●「宇多田ヒカルがイタリア人と電撃再婚! 略奪か?!」【ミヤネ】

2010年に活動休止宣言をして、その後ロンドンを拠点にしていた宇多田。それは交際中の日本人画家と過ごすためと言われ、昨年秋にも2人の様子が報道されていたが、電撃再婚の相手は何とイタリア人だった。

宇多田は、「自分でも意外でちょっと笑ってしまいます」「(相手は)根が誠実で多くの友人に愛される好青年。マンガに出てきそうな大家族です」と報告。ロンドンのホテルでバーテンダーとして働く、8つ年下の23歳で、挙式は5月23日に男性の地元イタリアで行われるという。 宮根誠司は意外な展開に、「日本人画家の方とおつき合いしてたけど、飲みに行って、(バーテンダーが)取ってもおた?」とツッコミを入れた。年下バーテンダーとの結婚は、磯野貴理と同じパターンだったりする。

宇多田と言えば、19歳で15歳年上の映像作家・紀里谷和明と結婚したときも世間を驚かせた。離婚の理由は、すれ違いによるコミュニケーション不足だったが、今回は大丈夫か。

●「離婚会見の夜、沢尻エリカがイケメンとイチャイチャ」【ミヤネ】

高城剛氏との離婚から1カ月あまり。「心機一転頑張りたい」と語っていた沢尻だが、早くも熱愛報道が出た。その見出しは、「真夜中のバニー」。離婚会見後の12月28日夜、オープニングイベントに招かれたカフェで、あるイケメン男性とひざ枕をし、ウサギの耳をつけたままタクシーに乗り込んだらしい。

昨年4月に「アパレルブランドデザイナーと熱愛」、その後「一軒家に引っ越し、本格的な同棲をはじめた」などの報道が相次いだが、今回の男性とは別人のようだ。往年のエリカ様が戻ってきたのかもしれない。

●「小金沢くんが独立。原因はサブちゃんとの不仲か」【ノンストップ】

「頑張っていきたいとかそんな問題じゃない。頑張るしかない」と神妙な顔で事務所開きした小金沢昇司。55歳にして自らの事務所を立ち上げた理由について、師匠・北島三郎との不仲説が流れているが、真相はどうなのか。

昨年、挨拶に行ったとき、「親父(北島)から手を出してくれました。ガッチリ握手。『のれん分けがいいんじゃないか』と言っていました」という。実際、北島は事務所開きに顔を見せなかったが、ビデオメッセージで「一人じゃなかなか難しいと思うけど、今ならできる。昇司、頑張れ!」とエールを送った。

1984年の弟子入りから30年。いまだ「歌手の小金沢くん」のCMを超える話題がないだけに、不仲説を引っ張ってもいい気もする。

●「“現代のベートーベン”が大ウソ! 各方面で大騒動に」【スッキリ】

クラシックでは異例の大ヒットとなる18万枚を売り上げた『交響曲第1番HIROSHIMA』。その作曲者であり、聴力がないことから「現代のベートーベン」と呼ばれる佐村河内守氏がゴーストを使っていた。

これまでは、「被ばく2世として生まれ、4歳から母親にピアノを習い、独学で作曲を学び、35歳で聴力を失ったあとは、絶対音感のみで作曲」としていたが……大ウソだったのだ。

ゴーストライターをしていた大学教員の新垣隆氏は、「最初はごく軽い気持ちで引き受けたが、彼が有名になるにつれ、いつかこの関係がバレてしまうのではないかと不安を抱き続けてきた。何度も彼にもう止めようと言ってきたが、彼は曲を作り続けて欲しいと執拗に懇願し続け、私が何と言おうと納得しなかった」と明かした。何と佐村河内氏の全25曲中23曲を18年に渡ってゴーストしていたという。

これを受けて、コンサートツアー中止、CD出荷とネット配信停止、自伝書籍の絶版・回収、番組制作したテレビ各局が謝罪など、その影響は大きい。さらに間が悪いのは、開幕直前のソチ五輪フィギュアスケート・高橋大輔の使用曲が佐村河内氏のものだったこと。現在、佐村河内氏は、「思考停止で話せる状態になく、謝罪会見を行えない」というが、いずれ話す機会は来るだろう。「悲劇の天才」から一転、「大ウソつき」への転落劇は、まさに2時間ドラマの世界だ。

●「遠野なぎこがフラれた理由。衝撃の婚前契約書」【ノンストップ】

今秋放送の番組で、「大みそかに振られた。人生初です」と号泣しながら明かした遠野。その相手は坂上忍も知っているテレビ関係者で、今後も顔を合わせるというが、立ち直ったようだ。

遠野がフラれるきっかけになったのが、婚前契約書の存在。これは「結婚前に夫婦生活の約束ごとを書面にしたもの」で通常は財産分与や慰謝料に関するものが多い。しかし、遠野は「別居のまま婚姻生活を送る」「異性と会わない」「一緒にいるときはキスとハグを複数回行わなければいけない」「トイレへ行くたびに自分へメールする」などのバカバカしいものばかり。「契約はした方がいい。マンションみたいなもの」「更新制だから1年後に見直してもいい」「次に結婚するなら必ずします」と全く懲りていない。

●「能年玲奈のボソボソ話……一転、鉄板芸を披露」【スッキリ】

映画・テレビ界の歴史ある表彰として知られる『エランドール賞』。能年は新人賞を獲得したほか、特別賞の『あまちゃん』スタッフにプレゼンター役も務めた。自分のコメントは「……とてもうれしいです」とボソボソしゃべっていたのに、プレゼンターとして天野アキになり切った瞬間、「監督! 11月の海に何の躊躇もなく突き落としてくれてありがとうございます」となまり全開。女優らしさを見せたが、次回作のない今、“天野アキ”はイベントの鉄板芸になっている。「次を期待しています!」と続編を熱望するのもお約束だ。


坂上忍の勢いが止まらない。昼夜を問わず番組出演を重ねるほか、著書もバカ売れ。4月からは『笑っていいとも!』の後番組で月曜MCを務めることも発覚した。ただ、それはトップシークレットにも関わらず勝手に話してしまい、番組名も暴露するなどやりたい放題。著書のサイン会でも、ファンと握手した手をすぐウェットティッシュでふくなど、その徹底ぶりは爽快ですらある。

さらに、『ノンストップ』で人生相談を募集したところ、2日間で800件もの応募があったようで、「ブスは嫌い」が口グセなのに、女性人気の高さが明らかになった。自由人に見えて、実は生放送を任せられる常識人だけに、今年中に冠番組を持てるかも。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。