昭和初期のおもちゃを公開する

江崎グリコの企業ミュージアム「江崎記念館」(大阪府大阪市)は2月5日~5月2日、開館40周年を記念した特別展の第三弾として、「グリコのおもちゃ係」展を開催している。

おもちゃ作りに携わった担当者ゆかりの資料も

同社の菓子「グリコ」が誕生したのは1922年。発売5年後の1927年からは、創業者の「お菓子で身体の健康、おもちゃで心の健康」という考えのもと、子供の知識や情操の向上に役立つ"おもちゃ"が付くようになった。これまでに生み出されたおもちゃは、2万数千種類、その数50数億個にものぼるという。

今回の特別展示では「グリコ」の創成期とも言える昭和初期のおもちゃを展示する。また、おもちゃ作りに携わった担当者たちゆかりの社史資料も公開する。なお、特別展示以外でも、同館では創業時から現在までの歴代のグリコのおもちゃ約4,000点を常設展示している。

開館時間は、月曜日~金曜日(前日まで要予約、3部制)は13時30分、14時30分、15時30分。祝日およびお盆、年末年始は休館。第1・第3土曜日は、予約不要で10時~16時まで自由見学できる。5月第1土曜日、8月第3土曜日は休館。