ヤフー初の社員食堂がオープン、ランチの価格は"業績連動型"

ヤフーはこのほど、初の社員食堂「BASE6(ベース・シックス)」を東京都・赤坂のミッドタウン本社近く(場所は非公開)にオープンした。

社員が"創造性を発揮できる"環境づくりを推進

同施設は、同社の社員やその家族、社員の招待を受けた関係者(夜のみ利用可)が利用することができる社員食堂。施設名は、ベースキャンプ(BASE CAMP)の「BASE」と六本木の「6」が由来となる。「食事をするだけでなく、コミュニケーションが生まれ、様々な情報が集まる場所」になってほしいという願いが込められているという。

同施設のランチ料金は、会社の業績によって変わる"業績連動型"を採用。前四半期の全社利益目標を達成すれば、次の四半期のランチ料金が無料になる。未達成だった場合、1食540円から、会社が負担する130円を差し引いた410円が社員負担となる。ランチメニューは週変わりで、サラダバーが盛り放題になるなど、社員の健康を考えてヘルシーさを重視した。

同社では、同施設のような「オフィス以外の新しいワークプレイス～創造性を発揮する場～」を、"ベース"と名付けている。2012年7月には宮城県に「ヤフー石巻復興ベース」を開設し、"0号ベース"として地元に根ざした復興支援活動に取り組んでいる。それに続き同施設を"1号ベース"とした。今後、4月に長野県白馬村の「オリンピック記念館跡地」に"2号ベース"、2015年春には北海道美瑛町の旧「旭小学校」を"3号ベース"として開設する予定となっている。

所在地は、東京都・赤坂のミッドタウン本社より徒歩数分の場所。社外の人の利用は招待制となるため、詳しい場所は非公開としている。席数は116席。社員が同伴すれば社外の人も招待できるディナータイムは18時～23時となる。