劇団EXILEの舞台『歌姫』の製作発表会見が28日、都内で行なわれ、キャストでEXILEのMATSUこと松本利夫、KENCHI、女優の谷村美月らが出席した。

左から、谷村美月、EXILEのMATSUこと松本利夫、KENCHI

同作は、脚本家で俳優の宅間孝行が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスの代表作を、劇団EXILEが上演するラブストーリー。昭和30年代の高知県の映画館「オリオン座」を舞台に、戦後の記憶をなくした映写技師・太郎(松本)や館主の娘・鈴(谷村)ら、「オリオン座」を取り巻く人々を描く内容で、舞台は3月21日から赤坂ACTシアターで公演予定。

会見には、松本、KENCHI、谷村のほか、キャストの京野ことみ、鈴木伸之、大和田獏、モト冬樹、中村昌也、平田敦子、佐藤仁美、川平慈英、かとうかず子、三浦理恵子、八木将康とゼネラルプロデューサーのHIRO、脚本の宅間、演出の成田岳が出席。HIROは、「豪華なキャストに囲まれてワクワクしています。精一杯、盛り上げていきたい」とあいさつし、自身も過去に太郎を演じた宅間は、「再演はうれしいけど、『松本さんの方が良いね』って言われるとちょっと……」と苦笑しつつ、「役者さんたち、頑張ってください!」と鼓舞した。

主演を務める松本は、「とても気合が入っています。見てくれる人が心から楽しんでくれるように、チーム一丸となって頑張りたい」と意気込み、「土佐弁を使い慣れてないので、これから勉強して良い作品にしたい」と稽古が楽しみな様子。一方、ヒロインを演じる谷村は、「昨年に舞台をやって『もうやりたくない』と思ってましたが、話を頂いたことに感謝してます」とあいさつし、「元の舞台もドラマもある作品なのでハードルは高いけど、それを越えられるように頑張ります」と新たな決意を語った。

会見終了後、報道陣の取材に応じた松本は、元旦に一般女性と結婚したばかりで、「"松姫"とは幸せに暮らしてます。気持ちを新たに、今後の人生を一緒に歩んでいきたい」と語り、子どもについて「そのときがきたら報告します。ダンスを好きになってくれるとうれしい。僕が教えたい」と幸せそうな笑み。また、「一本気で真面目なので、結婚してますます安定するんじゃないかな」と松本を祝福したモトは、劇中でかとうと夫婦役を演じるにあたり、「ちょっと怖い。そのまんま東(東国原英夫)と間違えられないようにしないと」と報道陣の笑いを誘っていた。

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