名古屋鉄道はこのほど、瀬戸線6000系の引退記念として昨年11月から実施している「せとでん さよなら赤い電車」イベントの第2弾企画の内容を発表した。18日以降、記念1日乗車券の発売や、「さよなら系統板」の掲出、電車撮影会などを実施する予定だ。

新型通勤車両4000系(写真左)と、間もなく引退する6000系(同右)

記念1日乗車券「せとでん さよなら赤い電車1DAYフリーきっぷ」は、1月18日から1,000枚限定で発売。名鉄電車全線1日乗り放題のフリーきっぷと、瀬戸線で活躍した6600系・6750系をデザインした「ハシ鉄」のセットで、価格は3,000円(大人用のみ)。栄町駅、大曽根駅、金山駅、名鉄名古屋駅サービスセンターにて取り扱う。

栄町駅では同日7時から、「さよなら赤い電車 スタンプ入場券」も発売。硬券入場券に記念スタンプを押印したもので、価格は160円。200枚限定で、この入場券を持っている人のみ、2月2日10時40分から尾張旭検車区で実施する電車撮影会への入場が可能に。この撮影会では、6000系2編成(6031編成・6035編成)を並べ、かつて瀬戸線で使っていた系統板などを掲出して撮影を行うとのこと。

18日はその他、「さよなら赤い電車メモリアルカード」の配布も開始される。各駅出札窓口で当日有効な各種フリーきっぷを提示、もしくは入場券(大人用)を購入した人に配布するもので、各駅800枚限定。栄町駅、東大手駅、大曽根駅、小幡駅、喜多山駅、大森・金城学院前駅、尾張旭駅、三郷駅、新瀬戸駅、尾張瀬戸駅で実施する。

6031編成は1月18日から引退当日の2月2日まで、6035編成は3月1日から4月4日まで、「さよなら系統板」を掲出して運転。6000系最後の編成となる6035編成の営業運転最終日にあたる4月6日に、「さよなら運転」を実施する。「さよなら赤い電車 1DAYフリーきっぷ」購入者の中から抽選で100組200名を招待し、貸切のイベント列車として、尾張旭~栄町~尾張瀬戸~尾張旭間を運転する。尾張旭駅到着後、そのまま尾張旭検車区内へ入線し、記念撮影会や吊り革狩り(1人1個まで)を行うという。