日本銀行は15日、2013年12月のマネーストック速報を発表した。それによると、現金通貨や預金通貨などを合わせた指標「M3」の平均残高は前年同月比3.4%増(前月3.5%増)の1,174兆6,000億円となった。伸び率は前月比0.1ポイント減と、5カ月ぶりに縮小した。

M3の内訳を見ると、現金通貨は前年同月比3.4%増(前月3.4%増)の82兆5,000億円、預金通貨は同6.0%増(同6.2%増)の494兆1,000億円、準通貨は同1.1%増(同1.2%増)の563兆2,000億円、CD(譲渡性預金)は同5.6%増(同5.7%増)の34兆8,000億円となった。

M3からゆうちょ銀行への預金を除いた「M2」は前年同月比4.2%増(前月4.4%増)の862兆8,000億円。M3に投資信託や国債、外債などを加えた「広義流動性」は同4.4%増(同4.5%増)の1,531兆2,000億円だった。

2013年のM3の年間平均残高は前年比2.9%増となり、現行の統計を開始した2003年4月以降、最大の伸び率となった。

マネーストックは、通貨保有主体が保有する通貨量の残高(金融機関や中央政府が保有する預金などは対象外)が基本となる。通貨保有主体の範囲は、居住者のうち、一般法人、個人、地方公共団体・地方公営企業が含まれる。このうち、一般法人については、預金取扱機関、保険会社、政府関係金融機関、証券会社、短資等を除く法人となる。