AKB48の姉妹グループ・SNH48の宮澤佐江、俳優の風間俊介、女優の佐藤江梨子らが7日、東京・赤坂ACTシアターで行われた舞台『クザリアーナの翼』の公開舞台稽古に参加した。
同舞台は、今年結成20周年を迎える岸谷五朗・寺脇康文主宰の演劇ユニット・地球ゴージャスがプロデュースする公演第13弾。4つの階級に厳しく縛られた"ジャメーリア国"を舞台に、未来のために命をかける人間たちを、歌あり、ダンスありで描く内容で、同劇場での東京公演(1月8日~2月20日)を皮切りに、名古屋、福岡、大阪で公演予定。
公開舞台稽古前に行われた記者会見には、風間、佐藤、宮澤、岸谷、寺脇のほか、キャストの中村雅俊、山本裕典、湖月わたるが役衣装で出席。作・演出も手掛けた岸谷は、「緊張してドキドキ。みんなの力を一つにして初日を迎えたい」と意気込むと、寺脇も「お客さんに元気になってもらうのが僕たちの使命。13作目の山を越えて良い景色を見たい」と気合十分。また、10年ぶりにユニットに参加した風間は、「自分でもビックリする傑作になった。本当に面白いと思える舞台に出れて幸せです」と胸を張った。
一方、同作が本格的な舞台初出演となる宮澤は、「すごく緊張してるけど楽しみ。初めての舞台が地球ゴージャスさんで良かった。すべてに苦労したけど、毎回のお稽古が楽しくて充実していて、自分の為にもなりました」と稽古を振り返ると、岸谷に「メキメキと音がするくらい伸びた。千秋楽を迎える頃には、もっと良い女優さんになってると思う」と大絶賛され、「泣いちゃうのでやめてください」と照れ笑い。そんな宮澤は、昨年末にAKB48からの卒業を発表した同期・大島優子についても触れ、「寂しさはない。いつも背中を押してもらっていたので、この舞台で優子の背中を押せたら」と笑顔で心境を語った。