KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が6日、都内で映画『ラッシュ / プライドと友情』(2014年2月7日公開)の公開アフレコを行った。

映画『ラッシュ / プライドと友情』

本作は、『アポロ13』などで知られるロン・ハワード監督がメガホンを取り、2人の天才F1レーサーの闘いと絆を描いた作品。光一はジェームス・ハント、剛はニキ・ラウダの日本語吹き替えを担当し、映画声優としては初の共演が実現した。これまで個別での収録は進めていたが、2人そろってのアフレコは今回が初。この日は、レース後に互いに皮肉を言い合うなどライバル関係が分かるシーンと、ドイツのレースで大事故を起こして重傷を追ったニキ・ラウダと、事故に責任を感じるジェームス・ハントとの再会のシーンを収録した。

収録を終え、「2人でやるほうがやりやすいですね」と感想を語った光一。「僕の演じたジェームス・ハントはプレイボーイだったことでも有名なのですが、そういうシーンではアドリブを要求されるんです(笑)。一人ぼっちでそれをやるのが少し大変でしたね」と明かし、「どうやって剛は表現するんだろう? と思っていたのですが、吹替を見てすごいな!と思いました。プロフェッショナルなF1レーサーになってました」とたたえた。

一方、単独での収録は「これでいいのか?」と迷いながらも、「他のキャストの吹替を聞く機会があって、それに合わせて自分のパートを再収録させていただいたりして、自分なりにこだわって演じることができたと思います」と手応えを感じた様子の剛。「光一はきっとジェームス・ハントをこういう風に演じてくるだろうな、とか想像しながら演じましたよ。途中で光一や他のキャストの声を聞く機会があったのですが、光一は、体が大きくてプレイボーイのハントになりきっているな、と思いました」とこちらも演技力を高く評価していた。

また、本作のイメージソングとして、KinKi Kidsの「Glorious Days ~ただ道を探している」が採用されることも決定。KinKi Kidsが映画のイメージソングを担当するのは今回が初で、映画公開前に放送されるCM内で披露される予定となっている。

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