女優・桐谷美玲が、映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(2014年3月29日公開)にヒロイン役で出演することが6日、明らかになった。

映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』でヒロイン役に起用された桐谷美玲

本作は、心療内科医・田口公平(伊藤淳史)と厚生労働省官僚・白鳥圭輔(仲村トオル)が、医療現場で起こるさまざまな事件を解決していくシリーズ。現役医師・海堂尊の小説『チーム・バチスタの栄光』が2008年にドラマ化されて以降、『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『アリアドネの弾丸』とシリーズ化し、2014年1月にドラマ最終シリーズ『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』が放送される。

桐谷が演じるのは、医療ジャーナリスト・別宮葉子(べっく ようこ)。ストーリーの核となる国際Aiセンタープロジェクトについて取材を進め、事件の真相に迫る田口と白鳥に情報を提供するという重要な役どころとなっている。明るくさっぱりとした性格で、田口から慕われる一方、記者としての信念から白鳥とは対峙する。本人が持つ凛としたたたずまいに加え、日本テレビ系の報道番組『NEWS ZERO』でのキャスター経験を生かしながら、女優としての新たな一面を見せる。

出演オファーを受け、「シリーズものでずっと続いている作品なので、そこに参加するというのはうれしかったです」と喜ぶ桐谷。「緊張もするなと思いましたが、光栄なことだと、楽しんで演じたいと思っています」と心境を明かし、「初めて耳にする言葉だったり、普段しゃべらない言葉がたくさん並んでいるので、慣れるのにすごく苦労していますが、普段からお仕事で、取材現場に行くこともよくあるので、そこを生かしつつ、これからどんどん慣れて、ジャーナリストっぽく、かっこよく演じていければと思っています」と意気込んでいた。

(C)2014 映画「ケルベロスの肖像」製作委員会