「おのれ~、なぜ"既読"なのに返信しないのだー!!!」

ユーザ数を増やしている無料通話・メールアプリのLINE。自分の送ったメッセージが相手に読まれると「既読」と表示される機能を持っていますが、これが便利なようで厄介な存在。既読スルー、略してKSが問題にもなっているそうです。また、彼女から「なんで読んだのに返信しないのよ!! 」とせっつかれ、返信したらしたでソッコー返信が来て、またレスをしないと文句を言われる……そんな無限ループにはまってしまう男性も少なくないのではないでしょうか。LINE疲れしないために、恋愛面でのLINEの上手な活用法、お教えします!

極力返信ができるとき以外は見ない!

仕事中はもちろんですが、友達との話が盛り上がっているときなど、メッセージは確認できるけれど返信しづらい状況の時も、「既読」だけがついて返信が来ないケースの1つ。ですが、相手によって「読まれた=返信ができる環境」と思う人もいますので、そういうときは極力メッセージを読まず、返信できる状況になってから読むようにしましょう。

事前に仕事中の返事は難しいことを伝える

「見られる=返信がすぐにできる」。

この考え、女性に大変多いです。しかし、例えば電話をかけようとしていたタイミングでLINEメッセージがきて、ついつい表示させてしまった! なんて経験もあるかと思います。特に仕事中は、仕事が優先になって当然ですので、そのまま返信がなかったとしても仕方のないこと。それをきちんと彼女に伝えることも大切です。

「仕事でも使ってるから、読むのが精いっぱいでごめんな」「見ることはできても、きちんと返事したいと思うと、なかなかすぐに返せなくてごめん」と相手にすぐに返信ができないことがあると伝えましょう。

恋愛において、既読なのに返信してくれないことは、愛がないのかと不安になってしまうのです。ですから、このように前もって伝えることが相手を怒らせないための予防策になります。

スタンプを活用

LINEのスタンプは、メールで言うところの絵文字のような存在。しかも、種類も豊富で自分の感情を簡潔に伝えたいときに大変便利です。例えば、「返信はとても無理だ! 」というときであれば、仕事で忙しくしているスタンプを送るなどで活用すると、現状を把握してもらいやすいです。

あえて電話

あえて返信せずに、家に着いてから「ただいま」と電話をしてみましょう。返信がないことは悲しいですが、それ以上に電話があることのほうが彼女にとってもうれしいです。また、電話する元気もない場合は音声メッセージを送ってみるのもいいですね。これだと、彼女はあなたの声が聞けてうれしいですし、あなた自身もメッセージを送る手間が省けます。

ポイントとしては、読んだとしても意識して返信していないのではなく、できない状況があることを伝えること。人によって、集中しているときは確認しても返信をしない人もいますし、器用に何かをやりながら返信もできる人だっています。自分がどういうタイプの人間かを相手に知ってもらうことで、自分だけではなく相手のストレスも減らしてあげることができます。

恋愛する上で大切なことは、相手に「わからない」不安をできるだけ作らせないことです。「好きなら気づけよ」ではなく、いろんな考えがあることを自分から伝えることで、LINE疲れを防ぎよい関係を作っていくことができます。

著者プロフィール

片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。