山口眞弓
1975年5月12日生まれ 岩手県出身
1999年より放送されたTVアニメ『デジモンアドベンチャー』のガブモン役で声優デビュー。代表作は『ギャラクシーエンジェル』シリーズ(フォルテ・シュトーレン役)、『鋼の錬金術師』シリーズ(エンヴィー役)、『ロックマンエグゼ』シリーズ(ディンゴ役)など

10月より待望の第3期がスタートしたTVアニメ『探検ドリランド -1000年の真宝-』の公開取材が行われ、主人公・ハガン役を演じる山口眞弓が作品についてその想いを語った。また、第一期で主人公・ミコトを演じた宮本佳那子からもコメントが届いているので、合わせて紹介しよう。

本作はGREEで展開されている人気ソーシャルゲーム『探検ドリランド』から生まれたTVアニメで、ハンターと呼ばれる探検家たちの冒険を描く。第三期では新たな世界「ドリ天界」「ドリ魔界」が登場し、神々や魔族といった強大な存在や、ハガンをパパと呼ぶ謎めいた赤子・ベリンダらが登場。よりスケールアップした物語が展開されている。

見て後悔は絶対させません

──アニメ『ドリランド』での役柄を教えてください

ハガンは王道のヒーローで、ダンジョンをまっすぐに突き進んじゃうような少年です。『ドリランド』のキャラクターは火や水といった属性の力を持っているんですが、ハガンはそういった力を持っていないんです。その分創意工夫でおぎなって、強敵たちに立ち向かっていきます。

──山口さんが見たアニメ『ドリランド』はどんな作品でしょうか?

演じている側がすごく愛情を持っている作品なんです。収録が終わってもこの作品をこうしたい、こんな話が見たい、みたいな話が尽きない。昔ながらのヒーローアニメらしさもある作品なので、お父さんやお母さんも楽しめると思います。家族で楽しんでほしいですね。

──少年役を多く演じる山口さんが、ハガン役で心がけていることは?

私、男の子役を演じるときは、ついカッコをつけてしまうんです。自分の中に理想の少年像みたいなものがあるんです。でもハガンはそれとは正反対で、(キャラクターを)作っちゃだめなんです。プロデューサーには「今日はかっこいいから、もっとかっこわるくお馬鹿に」って言われますね。

──第三期ではゆかなさん演じるベリンダに「パパ」と呼ばれています。

収録中のゆかなさんは役にずっとなりきってますよ。いつもはしっかりした感じの彼女がかわいい感じでじゃれてくれたりで、私もキュンキュンしちゃいます(笑)。皆さんも自分がパパって呼ばれてる気分で楽しんでほしいですね。

──シリーズを重ねてハガンたちに変化はありますか?

ハガンがハンターとして成長して、余裕が出てきたように思います。最初は訳も分からず前に出て行く感じでしたね。三期では他のキャラクターたちもどんどん"進化"していくみたいなので、演技がどう変わっていくか、私も楽しみです。

──第三期は「天界vs魔界」と物語がスケールアップしています。

二期の頃、三人の女神たちは世界が違う、別次元の存在のように思っていたんです。そんな世界の住人たちと戦うのって、どうしたらいいの!? という感じですが、ハガンたちもきっと進化して立ち向かっていくと思います。

──最後にメッセージをお願いします。

新シリーズは色々な要素が入り混じって、とにかく面白い作品になっています。後悔は絶対させないので、ぜひ見てください!

また、第一期の主人公・ミコトを演じた宮本佳那子のコメントは以下のとおり。

私がミコトを演じた第一期ドリランドは、まさに王道の冒険物語でした。今度の第三期は、メッキ&シャッキのコンビをはじめ、濃いキャラクターもすごく増えました。ギャグも多くて、アフレコも楽しいですね。途中から観る方でも、みんなに楽しんでもらえると思いますので、ぜひ、たくさんの方に観ていただけたらうれしいです!

3分でわかるTVアニメ探検ドリランド

(C)グリー・東映アニメーション・テレビ東京