トヨタ自動車は5日、東京ビッグサイトにて20日から開催される『第43回東京モーターショー2013』に、2015年市販開始予定の燃料電池自動車のデザインコンセプト「TOYOTA FCV CONCEPT」、直感で通じ合える未来のクルマを具現化したコンセプトカー「TOYOTA FV2」、日本ならではの次世代タクシー「JPN TAXI Concept」などを出展すると発表した。

燃料電池自動車「TOYOTA FCV CONCEPT」

FCV CONCEPTは、セダンタイプの専用ボディに小型・軽量化した自社開発の新型燃料電池(FCスタック)、70MPa高圧水素タンク2本を床下に配置した高効率パッケージが特徴という次世代燃料電池自動車(FCV)のデザインコンセプト。同社は、未来の水素エネルギー社会実現に向けて、2015年にFCVの市販を開始するとのこと。

コンセプトカー「TOYOTA FV2」

FV2は、未来の「愛車」を具現化したコンセプトカー。ドライバーの体重移動によって前後左右の直感的な運転操作を可能とし、周辺の車両や交通インフラと通信を行って、危険を予知して回避を促すなどの安全運転を支援する。また、ドライバーのパーソナル情報が蓄積された「TOYOTA HEART」とリンクして、ドライバーとともにクルマも成長するという。

次世代タクシー「JPN TAXI Concept」

JPN TAXI Conceptは、取り回しの良いボディサイズに、優れた乗降性とゆとりある室内空間を実現した次世代タクシーパッケージ。タクシーの走行パターンに最適という、優れた環境性能と経済性をもつ新LPGハイブリッドシステムを採用している。

そのほか、次世代スペースミニバンの「VOXY CONCEPT」「NOAH CONCEPT」、コンパクトハイブリッドスポーツ「AQUA G SPORTS」、パーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」、オープンFRスポーツ「FT-86 Open concept」も展示される。

「VOXY CONCEPT」

「NOAH CONCEPT」、

「AQUA G SPORTS」

「FT-86 Open concept」