AKB48の公式ライバルユニット・乃木坂46の生駒里奈、白石麻衣、橋本奈々未ら10人が30日、都内にて行われた映画『劇場版BAD BOYS J -最後に守るもの-』(11月9日公開)の公開直前記念イベントに出席した。

前列左から桜井玲香、生駒里奈、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理、若月佑美、後列左から伊藤万理華、伊藤寧々、秋元真夏、能條愛未

テレビドラマに続く映像化作品となる本作は、広島を舞台に不良少年たちの壮絶な戦いと熱い友情のドラマを描いた田中宏の人気コミックが原作。Sexy Zone・中島健人、Kis-My-Ft2・二階堂高嗣、A.B.C-Z・橋本良亮といったジャニーズ3グループの若手ほか、元AKB48の板野友美、乃木坂46のメンバーらが出演することでも話題になっている。この日は、乃木坂46の出演メンバー10人(橋本奈々未、白石麻衣、生駒里奈、松村沙友理、能條愛未、若月佑美、高山一実、桜井玲香、伊藤寧々、伊藤万理華、秋元真夏 ※高山一実は体調不良により急きょ欠席)が勢ぞろい。"BAD GIRLS"風の衣装で登場し、撮影エピソードのほか、6人のメンバーが加わり、映画挿入歌「世界で一番 孤独な Lover」を披露した。

映画からの出演となる白石は、「初出演ですごく緊張したんですが、周りのキャスト、監督、スタッフの方も優しく接してくれて、撮影はすごく楽しかったです」と振り返り、「スクリーンに映った自分はかっこよくて、クールだなと思いました」と銀幕デビューとなった本作に満足気。一方の生駒は、イベントの模様がYouTubeで生中継されていることに触れ、「見てますかね~?」とカメラに語りかけながら、「日本だけではなく、世界にもBAD BOYSの魅力が伝わるように、今日は一生懸命頑張ります。見ててね~」と意気込んでいた。

司会者から「最近やってしまったBADなこと」を聞かれた松村は、「言ったら引かれるかなと思ってやめようかなと思ったんですけど…」とためらいながらも、「最近、乃木坂46の写真集を出したんですけど、みんなかわいすぎて、メンバー全員(のページ)にチュウしました」と告白。これにはメンバーや客席からも悲鳴ともとれる声が上がり、生駒は「寒気がする! 寒気しかない!」と松村の取った行動が理解できないようだった。周囲の反応をよそに、松村は「BADだ! よかったぁ~。身を削って言って良かったです」と笑顔。「でも、みなさんも絶対に気持ち分かると思うんですけど。みんなのもんやで、ほんまに」とこぼした言葉に、劇場内は笑いに包まれた。

また、"BAD GIRLS"をイメージした衣装について、橋本は「どうでしょうか。ちゃんとBADな感じに見えてますかね」と不安げだったが、メンバーを代表して「とてもすばらしい作品に関わらせてもらって、本当にうれしいです」とあいさつ。「公開が近づくにつれて、皆さんの目に届くことが、身をもって心からうれしいなと感じています」と心境を伝え、「本当に内容が詰まったとても面白い作品になっています」とアピールしていた。