お笑い芸人の桜塚やっくん(享年37 本名:斎藤恭央さん)が5日に交通事故で亡くなったことを受け、お笑いコンビ・かもめんたるの槙尾ユウスケが6日、桜庭やっくんとの"女装"エピソードを明かした。

かもめんたるのブログ「イワサキとマキオの交換日記」は、そのタイトルどおり交換日記形式で更新されている。この日、槙尾は岩崎う大に向けて、「うだいさん やっくんさん、信じられないですね」と語りかける。昨年、桜塚やっくんと偶然会ったという槙尾は、「キングオブコント見たよ。面白かった」と声を掛けられたことを振り返った。2012年のお笑いコンテスト「キングオブコント」に出場したかもめんたるは、3位という活躍を見せた。

槙尾の特技は女装。女装好きのお笑い芸人たちを集めて、定期的に行われるトークライブ「女装好き男子の会『女子会』」に参加しているほか、コンビのネタとしても時折女装で登場する。一方の、桜塚やっくんはあばれヌンチャクのコンビ解消後、セーラー服姿で竹刀を持った「スケバン恐子」というキャラクターで大ブレイク。この日のブログでは、「女装のことについても『いいじゃん、頑張りなよ』と言ってもらいました」と励まされたことを明かし、「やっくんさんのご生前のご苦労を偲び 、謹んで敬弔の意を表します」と結んだ。

また、相方の岩崎う大も、「気さくな方で、新人の頃、楽屋で居場所のない僕にも良く話しかけてくれました」と桜塚やっくんとの思い出をつづる。半年前、知人の結婚式で偶然会った際には、昨年のキングオブコントの活躍に触れて、「やっくんさんは僕の肩を抱いて『本当に良かった! さすが天才! もうすぐだね!』」と喜んでくれたのだという。そして、かもめんたるは今年の「キングオブコント」で見事に優勝。「今年のキングオブコントの後は会えていませんでしたが、きっと喜んでくれていたと思います!」とつづり、「会ってたら、きっとハグしてくれたことでしょう。寂しいなあ」と偲んだ。