(C)2013 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

2012年9月より全米で放送され、大人気を博した「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」がこの秋、日本上陸を果たし、WOWOWプライムにて10月12日より放送される(10月5日に第1話を先行無料放送)。言わずと知れた名探偵シャーロック・ホームズが現代のニューヨークを舞台に活躍するという大胆なアレンジも話題のドラマだ。

さらに、ホームズの相棒であるワトソンは、なんと女性。天才肌で予測の付かない行動をとるホームズをサポートし、二人三脚で難事件を解決していくのだが、そこには友情とも愛情ともつかないような微妙な空気が……。そんな2人の関係性も見どころの1つと言えるだろう。

ところで皆さんは、男と女の間に友情は成立すると思われるだろうか? 本作のホームズとワトソンを見ていると、そんな永遠のテーマに向き合わずにはいられない。そこで今回、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」の放送開始を記念して、マイナビニュース読者にアンケートを取ってみた。

「男女間の友情」男と女はどう考える?

質問は3つ。

●ずばり「男女間の友情」はあると思いますか? ●「男女間の友情」を感じるような異性はいますか? あるいは過去にいましたか? ●友人関係だった異性が、恋愛関係に発展した経験はありますか?

これらに対して、男女ともに100の有効回答が得られた。その内容を紹介しよう。

まず男性。「男女間の友情はある」と答えた方が56%とやや優勢ながら、「男女間の友情」を感じるような女性がいる(いた)とする方は19%と、ぐっと少なくなる。「男女間の友情」に可能性を感じつつも、現実にはなかなかそういう人は現れない、といったところだろうか。友人関係が恋愛関係に発展した経験も17%と低く、女性の友人は希少な存在あり、かつ、ひとたび友人となれば恋人に発展することも少ないことが分かる。

続いて女性。「男女間の友情はある」と答えた方は59%と、男性よりもやや多い。そして注目すべきは「男女間の友情」を感じるような男性がいる(いた)とする方が47%もいることだ。このギャップは果たして……? 男性側は恋人候補として見てしまうにもかかわらず、女性は友人としか見ていない、ということだろうか。あるいは、女性側は友人と思っているのに男性側はその関係をうまく消化できていないということか。このあたりは男女の思考の違いにも大いに関係がありそうで、本件が永遠のテーマとされる理由を垣間見た気がする。そして友人関係が恋愛関係に発展した経験は、女性も15%と低い。やはり、ひとたび友人となってからの恋人への発展はハードルが高そうだ。

うなずけるコメントが続々

また、今回のアンケートでは回答者にコメントもいただいた。

「男女間の友情はある」とする方の理由としては、「恋愛対象ではないが、いいやつとは仲良くしたいから(女性/27歳)」「恋愛感情がなくても大事な人はいるもんです(男性/45歳)」というコメントのほか、「私の場合、タイプではない人は何があっても恋愛対象に入らない(28歳/女性)」という声も。

「男女間の友情はない」とする方の理由は、多くが「どうしても恋愛がからむので(女性/28歳)」「絶対に男性は下心を持っているから(男性/25歳)」といったもの。中には「考え方が合わずなかなか共感できないから(男性/26歳)」と、男女の思考の違いを理由に挙げる方もいた。

異性の友人がいる方は、「一緒に大学入試のつらい時期を乗り切った(男性/22歳)」という戦友感覚の関係や、「5年連絡をとっていなくても突然連絡が来たりして、みんなでその人の実家に遊びにいったりしているから(女性/29歳)」という気を使わなくてもよい距離感から友情を育んでいったようだ。

「友情を感じやすいのはどのような異性だと思いますか?」という質問に対しても、なるほどとうなずける声が。

「女の気持ちが分かる人。いわゆる草食系(女性/27歳)」 「“おねえ”みたいな男性を感じさせない人(女性/24歳)」 「女兄弟がいる人(女性/29歳)」

「サバサバしている女性(男性/46歳)」 「どこか男勝りな部分があって、自分も自然体で話せそうな雰囲気のある女性(男性/32歳)」 「どんな男性相手でも態度を変えない女性(男性/33歳)」

もちろんすべてがそうではないが、男性らしさ/女性らしさから距離のある、中性的な魅力を持った人を挙げるコメントが印象に残った。

皆さんには、友情が芽生えそうな異性はいるだろうか? 「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」で繰り広げられるホームズとワトソンの関係に注目しつつ、思いを巡らせてみてほしい。