「あなたの腰痛の原因についてあてはまるものをあげて下さい」

ファンケルは19日、腰痛とその原因や悩みについての調査結果を公表した。調査は8月29日~30日に全国の20~60代男女を対象に、Webアンケートとして実施した。回答者数は、800名(現在腰痛あり/なし各400名)。

腰痛による仕事の効率の低下を自覚する人は38.9%

腰痛の原因について尋ねると、1位「運動不足」2位「日頃の姿勢」3位「デスクワーク」という結果が出た。原因を「ストレス」と回答した人は全体の20.8%だったが、30代女性では37.5%が「ストレスが原因である」と回答している。

腰痛の原因を「ストレス」と回答した人の割合

「腰痛がひどくなると、仕事の効率はどの程度低下すると感じますか」という質問には、腰痛経験者の38.9%が効率が低下すると回答した。我慢できないほどの腰の痛みを感じるシチュエーションを聞くと、1位「重い荷物を持ち上げる」、2位「1時間のデスクワーク」3位「寝起き」という結果になった。

腰痛との付き合い、平均は12年

30代以上の男女を対象に「あなたの腰痛との付き合いは何年くらいになりますか?(数値回答)」と聞いたところ、「10年以上」と回答した人は66%だった。全世代を対象に同じ質問をすると、平均で12年以上という結果が出た。

「あなたの腰痛との付き合いは何年くらいになりますか?」

腰痛にならないよう、ひどくならないよう心がけていることを尋ねると、腰痛経験者の約80%は、日頃から腰痛対策を心がけていた。気をつけていることの1位は「腰に負担をかけない動作を心がけている」2位は「体操・ストレッチをしている」3位は「姿勢に気をつけている」となっている。

「腰痛から完全に解放されるとしたらあなたはどの程度の出費ができますか」と聞くと、平均では「207万円払う」という結果が出た。最大では「5億円」という回答も見られた。