俳優・田中圭が、10月4日スタートのテレビ東京系ドラマ『ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~』(毎週金曜24:52~)で単独では初となる主演を務めることが26日、明らかになった。

ドラマ『ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~』で単独では初の主演に挑む田中圭 (C)「ノーコン・キッド」製作委員会

同作は、これまで『カウボーイビバップ』、『交響詩篇エウレカセブン』、『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』などを手掛けた佐藤大が原案を担当。企画ブレーンとして、『ゲームセンターCX』の仕掛け人・酒井健作が加わり、ドラマとゲームのストーリーが融合したいまだかつてない連続ドラマが制作される。描かれるのは、1983年から2013年現在に至るまでの30年間。毎回ドラマのテーマとなる実在のゲームが登場し、登場人物は実際にプレイしながら、それが物語にも自然とつながっていく。

時は2013年。渡辺礼治(45)は、かつてゲームセンター「わたなべ」を営んでいた実家を訪れ、親友の木戸や憧れの女性・高野との出会いを思い出していた。1983年当時、「わたなべ」は近所の子どもたちはもちろん、仕事中のサラリーマンまで集うほどの大盛況。同級生の木戸は毎日通い、小遣いの大半をつかってゲームの腕を競っていた。ゲームにはあまり興味のない礼治だったが、見たことのない美少女・高野がゲームをしている姿を見て、遅ればせながらゲームに手をのばす。

タイトルの『ノーコン・キッド』は、ワンコイン(ノーコンティニュー)でゲームをクリアする人物という意味。渡辺礼治を演じる田中は、「ゲームのCMでデビューした事もあり、この作品に関われてとてもうれしいです」と出演を喜び、「進化してくゲームとともに、礼治がどう変わってどんな人生を送るのか。15歳からの30年を演じます」と説明。「その時その時の流行や、友達との関係性も変化してくのが魅力的な作品だと思います」と語り、「毎週楽しみにしていてください!」とアピールしていた。