お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明の長女で女優・穂のかが18日、オフィシャルブログを更新し、体調不良を理由に降板した舞台『タクシードリーマーズ~あったかハートに夢のせて~』が中止となったことを謝罪し、その経緯をつづった。

出演舞台が中止になったことを謝罪した穂のか

穂のかは、18日付のブログで「このたびは、体調不良により多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心より深く、深く謝罪致します。申し訳のない思いでいっぱいです」と謝罪。「舞台稽古の初日だった8月2日。私は私自身の身体をコントロールできない状況に陥りました」と事の発端を明かし、「前日にも身体の痺れが止まらず、嘔吐してしまうようなことがあったのですが、2日のそれはとても酷く、脱力感というか身体にまったく力の入らない、立つことすらままならない状態となり、お休みせざるを得なくなってしまいました」と説明した。

その後、マネージャーの勧めで診察を受けた穂のか。その診断結果を「積み重なったストレスが原因で、症状は重度」と伝えつつも、「たとえ親の死に目に会えないような事にあったとしても、なにかの病気にみまわれたとしても、決めた仕事はやり遂げる、そんなこと、この世界だけに及ばず、一社会人としての責任のはずなのに。何を言っても許されないことだと思っています」と胸の内を明かした。

そして、「どんなことでも常に頑張るしかない、と自ら言いきかせ続けプレッシャーや責任感と闘ってきたけれど、結果、人様に多大な迷惑をかけてしまった。これでは意味がないのと同様です」とし、「今回のことを忘れずに、これからはもっともっと自身と向き合い、決して人様に迷惑をかけないようまた一から、前向きに、ひたむきに、女優業に励みたいと願います」と抱負。最後は「本当に申し訳ありませんでした」と重ねて詫びながら、この日のブログを締めくくっている。

同作は作家・志茂田景樹氏の次男で、"カリスマタクシードライバー"としても知られる下田大気氏を原案にした舞台。昨年亡くなった桑名正博さんとアン・ルイスの長男・美勇士のほか、布川隼汰、三浦孝太、西岡優妃、小堺翔太といった2世タレントの共演が予定されていたが、体調不良を理由に降板した穂のかの代役が見つからず、13日に中止が決定した。