女優の栗山千明と来日中のJ.J.エイブラムス監督らが13日、都内で行われた映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の"夏祭り"ジャパンプレミアに登場した。

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の"夏祭り"ジャパンプレミアに登場した栗山千明(左)とJ.J.エイブラムス監督

同作は、2009年に公開された映画『スター・トレック』の続編。同イベントには、同作でウフーラ役(ゾーイ・サルダナ)の日本語吹き替えを担当した栗山千明が登場。J.J.エイブラムス監督やクリス・パインなどの映画『スター・トレック』に携わったメンバーを目の前にし、「吹替えではありますが、この大作に携わることができて、とても光栄に思っています」と笑顔。「(光栄だという想いを)直接、(J.J.エイブラムス監督に)お伝えすることができて、嬉しいです」と感慨深げに語った。

また、今回のイベントには、エイブラムス監督のほかにも、来日中のクリス・パインをはじめ、ザッカリー・クイント(スポック役)、アリス・イヴ(キャロル・マーカス役)、ブライアン・バーク(プロデューサー)が登場。たくさんのファンを目の当たりにしたエイブラムス監督は「こんな温かい歓迎を受けて興奮しています。私は誰と一緒でも、どんな理由であれ、日本に戻ってくるのは大好きなんです。今回は子どもも一緒にきています。(日本に)戻ってこれたのが嬉しくて嬉しくて、東京の街を歩いていると、本当に引っ越してきたくなるんです。是非、日本で映画も撮ってみたいです」と挨拶。ジェームズ・T・カーク役を演じたC・パインは「コンニチワ、アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつし、「我々が誇らしく思っているこの作品を携えて、また東京に戻ってくることができました。是非、お楽しみ下さい。そして、何度も何度も、(この作品を)ご覧になって下さいね」と自信を見せた。続けて、Z・クイントも「今作には、超イケてるスポックが登場することになっているんです」と1作目とは違った"スポック"を見せると笑顔で語った。

舞台あいさつにはMC補佐としてお笑い芸人 オリエンタルラジオの藤森慎吾も登場した

和太鼓 破魔のメンバーがサポートしつつ、C・パインらが映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のテーマ曲に合わせて和太鼓を叩いた

さらに、今回から映画『スター・トレック』シリーズに参加したイヴは「撮影初日に大コケしてしまい、みんなに笑われてとても恥ずかしかったです。そのなかで一番大きく笑っていたのはザッカリーだったわ」と撮影中の様子を明かしつつも、「この作品に関われたことはすべて特別な経験でした。日本にもこの作品のおかげで初めて来ることができました。是非、次の『スター・トレック』作品も作りたいですね」と早くも3作目の話題が飛び出した。するとプロデューサーのB・バークが「3作目に関しては来年には制作に入り、2015年くらいに公開できれば」と日本で2作目となる同作が公開される前に次回作について言及した。映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月16日、17日、18日に先行公開し、8月23日より全国公開。