名古屋鉄道と名古屋市交通局は8月1日から、名鉄犬山線・地下鉄鶴舞線の相互直通運転20周年を記念したイベントを実施する。

名鉄犬山線を走る赤池行(地下鉄鶴舞線経由)の電車

同イベントでは、2社局間でICカード「manaca」を使用する初の企画「manaca タッチラリー」も開催される。名鉄線の豊田市駅、犬山駅および地下鉄鶴舞線の八事駅、伏見駅の計4駅にタッチ端末が設置され、うち3駅以上の端末にて「manaca」でタッチした人を対象に、ラリー達成記念品としてオリジナルキーホルダーをプレゼント(限定1,000個)する。ラリー実施期間は8月12~18日。

また、8月1日から9月1日までの期間限定で、犬山線・地下鉄鶴舞線・豊田線を運行する鶴舞線の相互直通車両(名鉄100系・200系)に、相互直通運転20周年を祝した記念系統板(全2種類)を掲出して運行する。西春駅、上小田井駅、日進駅、三好ヶ丘駅の4駅では、当日有効な各種フリーきっぷの提示、または大人用入場券の購入で、名鉄の車両が描かれた「名鉄ノスタルジックカード」(全4種類)もプレゼント(各駅500枚限定)。カード配布期間は8月1日から9月1日まで。なくなり次第終了となる。

現在、名鉄豊田線・地下鉄鶴舞線・名鉄犬山線の豊田市~犬山間58.4km(計40駅)で相互直通運転が行われている。1979(昭和54)年、名鉄豊田線と地下鉄鶴舞線(伏見駅~赤池駅間)が相互直通運転を開始。その後、地下鉄鶴舞線の延伸、名鉄平田橋駅の高架化および上小田井駅への改称を経て、1993年8月12日に鶴舞線庄内緑地公園駅~上小田井駅間が開通。名鉄犬山線と地下鉄鶴舞線との相互直通運転が開始された。