熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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●「篠田麻里子のAKB卒業公演。自ら裏側を解説」【PON】

地元福岡での卒業ライブに挑んだ篠田。ファンへの感謝を込めて、自ら演出や衣装などにアイディアを盛り込んでいたという。

ソロ曲『プラスティックの唇』では、「今までにないAKBのステージを見せたいと思って、(マドンナのバックダンサーも務めた)KENTO MORIさんに振り付けしてもらいました。(少女時代の振り付けもした)仲宗根梨乃さんもこの2日間だけ空いてて参加してもらえたし、私は本当に持ってるなと思いました」とドヤ顔。

『フライングゲット』をセンターで歌ったことについては、「キンタロー。さんに負けないようにしゃかりきに踊って楽しかった」と笑顔。故郷への想いを歌った『帰郷』では、「『何か乗りたいな』と思ったら気球があったので、“帰郷で気球”というギャグも入れて」とますます笑顔に。最後の衣裳は、JALの制服も手がけたケイタ マルヤマがデザインしたドレスで、「(イメージは)幸せな青い鳥。羽ばたいていこうというテーマで。白は結婚式にとっておこうと思ったので」と女心をチラリ。

ライブ後のインタビューでは、恋愛禁止でなくなることを聞かれ、「楽しみにしています。お声がかかるのを……ウソです」といたずらっぽく笑う。27歳のお姉さんらしい笑顔いっぱいの卒業ライブだった。

●「元天才子役・坂上忍・毒舌キャラはニセモノか」【ノンストップ】

「ブスは嫌い」「ヒモになりたい」「ネイルアートをしている女はレモンを絞る資格はない」と毒舌連発でバラエティの常連となった坂上。番組は「キャラではないか?」という疑惑の検証をするために坂上に密着した。

坂上は4年前に設立した子役養成所の所長であり、自らが子役時代に培ったノウハウを子どもたちに伝えている。現在120名が在籍し、70人をデビューさせているというから本格的だ。坂上は子どもたちに怒声を浴びせる一方、ウラで「頑張って」と声をかける優しさを見せていた。

続いて、舞台の演出を手がける現場に密着。ここでも坂上は怒鳴っている。しかし、それはキャストとお客さんを思ってのこと。実は愛情と気配りを欠かせない人だった。

密着VTRを見た設楽統は「ずっと怒ってんだな」、近藤春菜も「パワーいりますね」と妙な感心。坂上は「実はテレビ出ているときは一番優しい」とオチをつけた。この人、けっこう深い!

●「矢口真里、復帰は5年後。1億円あるから」【ノンストップ】

“8月復帰説”など、さまざまな噂が飛び交っていた矢口。ここにきて、「貯金が1億円あるから、それを切り崩して行けば5年間は何もしなくても暮らせる」「(復帰は)自分が世間から忘れ去られたくらいの時期がいい」という復帰拒否の報道が流れた。所属事務所は、「まだ何も決まっていません」と味気ないコメントだったが、設楽統は「矢口もこんなこと言うかな~?」と笑い飛ばす。

それにしても「1億円」というフレーズは何ともキャッチーで、これまた口コミを呼びそうだ。男連れ込みキャラに加えて、1億円キャラも上積みされたか?

●「村治佳織が舌腫瘍で長期休養に。小倉もショック」【とくダネ】

テクニックと美貌を兼ね備えたギタリスト・村治が、舌腫瘍で長期休養に入ることを公表。腫瘍が悪性か良性かなどの病状は明かされていないものの、公演だけでなく全活動を中止するというから深刻だ。腫瘍が大きければ手術は大がかりなものになり、しばらく流動食や点滴での栄養摂取になるらしい。さらに、数か月の入院生活と発声のリハビリ期間が必要という。

同番組にコメンテーターとして出演したこともある村治。それだけに小倉智昭もショックが大きく、「大好きな世界的なギタープレイヤー。(腫瘍が)良性であることを祈ります。佳織ちゃん、テレビ見ていないかもしれないけど、あなたの演奏がまた聞ける日を待っています」とエールを送っていた。

●「福山雅治が佐伯チズに誕生日プレゼント」【ノンストップ】

10日に70歳の古希になった美肌のカリスマ・佐伯。そのバースデーパーティーに福山がサプライズで訪れたという。しかし、接点のなさそうな2人に、どんなつながりがあるのか。

佐伯は自宅に“福山部屋”があるほどのファンで、福山はマネージャーを介してそのことを知ったらしい。会場に現れた福山は、「ハグするのが夢だったんです」という佐伯に、すぐさまハグのプレゼント。相手が女優やアイドルなら、まず行けないだろうが、佐伯なら安心か。設楽統は、「さすがですね~。誕生日パーティーに行ったのがニュースになるんですから」と苦笑いしていた。おっしゃる通り。

●「平岡祐太、19歳モデル大石絵里との熱愛発覚!」【PON】

2人が出会ったのは昨年の初めで、すでに約1年半交際しているという。大石が平岡の家を訪れたり、ドライブデートしたりと目撃談も多く、「結婚も視野に入れている」という噂も。ただ大石はまだ19歳だが……。平岡は歌手のMEGやSoweluとの交際報道があり、さらに今年2月には一般女性とのデート姿が報じられていた。そもそも「この女性が大石ではないか」という声もある。平岡の所属事務所は「プライベートは本人に任せています」、大石の事務所は「よき友人の1人」とコメント。両者正反対のコメントに、事務所の意向がハッキリ表れている。

●「50代のドラマ女王、名取裕子の悩みは?」【とくダネ】

デビュー37年、55歳になった名取。まずは銀座にある行きつけの扇子屋へ。するとロケ中にも関わらず、いきなり「佐々木く~ん、買い物しちゃった。だからお財布がいるの」とスタッフに声をかけはじめた。「すいません~。いつも撮影何だか買い物なんだか」と話したが、この自由奔放さこそ人気の秘けつか。

インタビュアーの武藤まき子に、「30年以上もやると思った?」と聞かろとれ、「『続けよう』とか、『続けなきゃ』とか思わなかった。考えていないから(大学生のころ)本名のまま出ちゃったし」と笑う。独身であることを聞かれると、「(恋の遍歴は)原稿用紙2枚で収まります」とアッサリ。あまり恋の話は好きでないのか。現在の悩みは、肥満や脂肪肝らしく、「でも『日焼けする』とか『転ぶと危ない』とか、言い訳を100個くらい言える」とまたも笑い飛ばした。

しかし、最後は「年を重ねるって悪い事じゃないと思う。階段は上るより降りる方が難しい。それでもこの仕事が好きだし、その年でなければできない役もあるから、楽しみながらやっていきたい」と力強く締めくくった。武藤いわく、「思っていることを隠しておけない男前な人」。50代で連ドラ主演を張れる女優は希少。やはりたくましい。

●「木下優樹菜、離婚危機騒動の真相は?」【PON】

今月14日、あるトークショーで、夫・藤本敏史との大ゲンカを親友・青山テルマに暴露された木下。その様子を聞かれると、「ヤンキーのケンカみたいに『おめえマジ離婚だぞ』という感じになって、テルマを呼んだんです。夜中の2時に。『うちらのケンカを見てよ』って。どっちが悪いかってのを出してもらおうと思って」と明かした。

テルマに「愛し合っているのに思いやりが足りないだけ」と諭された2人は、「そうかもしれない。ごめんね」と仲直り。さらにテルマは「私、マザー・テレサじゃないけど、マザー・テルマだよ」とツッコミにくいダジャレを言ったらしい。それも朝7時に。テルマは5時間も夫婦ゲンカにつき合ったのだ。

●「ツイッターをやめたがる芸能人が急増中」【ノンストップ】

先日、国内トップの250万人フォロワーを誇る有吉弘行が「緩やかにフェードアウトしたい」と宣言して話題をさらった。さらにJOYは、相次ぐ熱愛報道と西川史子とのやり取りで炎上し、「やめどきを逃し続けてきたけど、どうしよう」と悩んだあげく、全てのツイートを削除。庄司智春は、「疲れました。同じ人間とは思えないほどの言葉を投下して逃げていく」とアカウントを削除。また、川畑要は、「感情を持つ生身の人間でもあることをご理解いただきたい」と特定ユーザーをブロックするなど、芸能人のツイッター疲れが顕著になっている。


この風潮に、33万フォロワーで1日30回ツイートする水道橋博士は、「橋下市長とやり取りしていたときは、炎上なんてもんじゃない。誹謗中傷ばかりで読み切れない。そういうのが嫌だったらテレビに出なけりゃいい」と断言。一方、26万フォロワーのカンニング竹山は、「プライベートのとき、勝手に写真を撮られてアップされている。それは罪だから言わなきゃダメなの!」と激怒する。芸能人が自らツイートするのと、勝手にツイートされるのはテーマが違う。そこに設楽が「『日村が弁当屋でカッコつけてた』と書かれてた」と話すと、水道橋博士は「日村くん、出川くん、松村くんらは人権侵害どころじゃない」ときっちりオチをつけた。


2013年上半期の『テレビCM露出ランキング』が発表された。1位は剛力彩芽、2位は上戸彩、3位は武井咲のオスカー勢が表彰台を独占。剛力は関東地区で1万793本回も出演していたというからスゴイ。ここまでオスカーのタレントに偏ってしまうと、バッシングが起きるのも必然かもしれない。事務所の思惑と視聴者の視線……いつか『好感度ランキング』で剛力がランクインする日が来るのだろうか。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など