小学校から夏休みに日記・観察文以外の宿題は出ていましたか

通信添削学習サービスの「ドラゼミ」を運営する小学館集英社プロダクションは11日、昨年の夏休みの学習状況に関する意識調査結果を公表した。

調査期間は4月23日~5月13日で、ドラゼミ会員(小学2年生~6年生)の保護者とドラゼミ資料請求者(小学2年生~6年生)の保護者に行なった。回答者数はドラゼミ会員695名分とドラゼミ資料請求者255名分で計950名。

夏休みの宿題量、40%は「ちょうど良い」

まず、「小学校から夏休みに日記・観察文以外の宿題は出ていましたか」と聞くと、全体の約95%(902人)が「はい」と回答した。大半の小学校で夏休みの宿題が出ていることがわかる。

宿題の量について尋ねると、「ちょうど良い」が40%、「やや少ない」が31%、「少ない」が15%、「やや多い」が10%の結果になった。「やや少ない」と「少ない」を合わせると、半数近くの回答者が宿題を「少ない」と感じていることになる。

小学校からの宿題の量についてどのように感じましたか

半数以上が夏休み中盤までに宿題を終えている

「夏休みに日記・観察文以外の小学校の宿題が、すべて終わったのはいつでしたか」と聞いたところ、最も多かったのは「夏休み中盤」の40%で、次は「夏休み終盤」の34%となった。夏休み開始直後に終わったと回答した16%を合わせると、夏休み中盤までに終わっていた子供が約60%になる。「夏休み最終日」は5%、「夏休み後も終わっていない」は1%で、6%が夏休み最終日になっても宿題を終えていないこともわかる。

夏休みに日記・観察文以外の小学校の宿題がすべて終わったのはいつでしたか

宿題以外の学習に取り組む子供も

「夏休み中、お子さんは小学校の宿題以外の学習に取り組まれましたか」という質問には、814人が「取り組んだ」と回答しており、全体の約90%にのぼった。取り組んだ内容には、「通信教育」、「市販のドリル」、「そろばん」などが挙げられた。