JR名古屋駅前に建設予定の「大名古屋ビルヂング」外観イメージ

三菱地所は5月23日、愛知県名古屋市に建設を進めている複合ビル「大名古屋ビルヂング」の新築工事を着工したと発表した。

事務所や商業施設を擁する名古屋の新ランドマークに

同ビルは、JR名古屋駅前の旧大名古屋ビルとロイヤルパークイン名古屋の敷地を一体化させ、土地の有効利用を図ることにより、名古屋駅前のランドマークのひとつとして国際的・広域的な業務拠点を形成することを目的として建設されるビル。

地上34階建、高さ174.7m、事務所床面積約20,000坪、店舗床面積約4,000坪の大型ビルで、緑化整備や歩行者空間の整備、地下空間の環境改善、交通結節機能の強化など、地域の問題解決を図る取り組みを進め、都市再生の実現を目指すという。

また4月4日付で、日本政策投資銀行による「DBJ Green Building 認証制度」において、中部圏初となるプラン認証での最高位「プラチナ」(国内トップクラスの優れた環境・社会へ配慮を有するビル)の格付けを取得したことも併せて発表された。

場所は愛知県名古屋市中村区名駅三丁目27番地ほか。工期は2012年9月18日~2015年10月末予定(解体工事含む)。詳細は「三菱地所のニュースリリース」を参照のこと。