熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します

●「今年の24時間テレビマラソンは大島美幸」【スッキリ】

体重88キロは、女性ランナー最重量。3カ月で15キロ減量して当日に臨むという。夫の放送作家・鈴木おさむ氏も、「オレも何かに挑戦したいから、週一の小説連載を始める」と例によって愛妻家ぶりを見せる。ゴール前で号泣しながら待っているのだろう。

これを見た先輩の加藤浩次は、「無理ですね。初めて断念というシーンがあるでしょう」、テリー伊藤も「10キロぐらいで倒れて、その後『ジャイアンツスペシャル』をやって欲しい」とおちょくった。それならトップニュースで扱わなければいいのに。

●「宮沢りえ、わずか2日で奇跡の代役劇」【ミヤネ】

天海祐希の代役を引き受けてからわずか2日。2時間30分の公演は、出演者がわずか6人のため、セリフが130もあるという困難なミッションだった。100枚の当日券を求めて300人が並ぶなど注目を集めていたが、3日間4公演を見事に乗り切り、スタンディングオベーションが鳴りやまなかったという。

宮根誠司は「天海祐希さん目当てでチケットを買ったファンが『りえちゃんスゴイ!』って言うんだから男前やな」、西村和彦も「怖いです。僕には絶対にできない」と大絶賛。この件で、難クセをつけられる人はいないだろう。

●「ビビる大木が元アイドルと結婚! 恐妻家へ一直線」【PON!】

元『Folder5』のAKINAとの結婚を同番組で正式発表。『キャイ~ン』天野ひろゆき主催の食事会で出会った2人は、交際を公にしていたものの、今年1月に大木の二股交際疑惑があり、破局の危機も噂されていた。それだけにサプライズ感は大きい。

オープニングで出演者から囲み取材を受けた大木は、「役所には2人で行った?」と聞かれると、「僕、仕事で遅れちゃいました。『PON!』の後に行ったので」と返事。さらに、「妊娠はしてません。そこは『ポン』といってません。子どもは2~3人とかいいですね」とスベリながら照れ笑い。何とプロポーズは図書館のベンチでAKINAから。「私と結婚していただけませんか?」と言われたらしい。

ただ、逆プロポーズに加え、「大木」と呼び捨てにされているらしく、二股疑惑のときも10数時間叱られたというから、恐妻家まちがいなし。そのほうが大木のギャグ、「厳しいです」も生きそうだ。

●「西山茉希に独占インタビュー。宮根にコレを要求」【ミヤネ】

路上DV騒動、破局報道からの“でき婚”発表で、世間を驚かせた西山。「(出会いから)2年がたつこの度、子どもを授かり3カ月になります。6月ごろに籍を入れる予定」と明かしていたが、その後、初めての公の場に現れた。

会見では「(早乙女太一の)営業妨害になるから」と結婚生活のことは語りたがらなかったが、ミヤネ屋単独インタビューの時間になると一転して冗舌に。「(結婚発表後は)あったかい気持ちで過ごしています」「(指輪をはめていないことを聞かれると)私たちまだ籍も入れてないので……でも準備していますよ」と順調ぶりをアピールした。

ただ、これで終わらないのが失言女王・西山。「私がこういう性格なんで失態を起こさないように気をつけています。これ、宮根さん聞いてるんですよね。だからイヤなんですよ。また何か言われるから」と余計なことを話しはじめた。さらに、指でお金のゼスチャーをしながら、「宮根さんの好きなコレ、待ってますね~」と満面の笑み。これを見た宮根は「結婚式で金持ってこいってことか! でも単独インタビュー受けるってことは腹くくったな」と毒づいていた。

●「反町隆史、松嶋菜々子夫妻に385万円の賠償命令!」【ミヤネ】

2011年5月、反町夫妻が飼っていたドーベルマンが隣人の足に噛みつきケガをさせるという事件が起きた。その後、隣人とは示談したが、事件を理由に引っ越してしまい空室が続いたため、管理会社が訴訟を起こしていたのだ。東京地裁は、反町夫妻に2カ月分の家賃と弁護士費用にあたる385万円を命じ、反町の所属事務所は「判決が確定していないため、コメントは控えたい」と発表。

これを聞いた宮根は、「言い分はいろいろあると思いますよ。でも、175万円の家賃がビックリしたわ! 大阪だったら見渡す限り借りれるんちゃいます?」とボケた。芸能人を責めず、おばちゃんたちの共感を誘う、宮根らしい処世術だ。

●「なぜ?! アンジェリーナ・ジョリーが乳腺を切除」【とくダネ】

遺伝子テストで「乳がんになるリスクが87%」と診断されたアンジェリーナ。「がん予防のために乳腺を切除する」という決断を下したのは、「母が56歳の若さで亡くなっていたから」「家族のために」という。予防的両乳腺切除手術を受けたことにより、乳がんのリスクは87%から5%に激減。事実上の夫ブラッド・ピットは手術に立ち会い、「アンジーはとても勇敢。家族は幸せだ」とコメントを発表した。

小倉智昭が「(胸は)形成でキレイに戻るんだよね」とフォローすると、菊川怜は「まだ(乳がんに)なってないし、ならない可能性もあるのに……」と驚いた表情を見せる。 当のアンジェリーナは、「小さな傷跡だけで子どもたちが驚くようなものではない。他の女性と比べても劣等感は感じません。私は女らしさを全く損なわない強い選択ができた」と力強く宣言。次の出演作品はいつなのか。その役柄同様、胸元にも注目が集まるだろう。

●「橋本愛、熱愛の真相は?」【ミヤネ】

『日本アカデミー賞 新人俳優賞』に輝き、朝ドラで人気沸騰中の橋本。この日某イベントに現れ、先週報じられた落合モトキとの熱愛について声をかけられると、うつむいたまま無言で退場した。多くの報道陣が駆けつけたただならぬ雰囲気を察してか、橋本は終始うつむき気味で挙動不審。宮根は「(渡辺謙、石原さとみ、松坂桃李)あのメンバーがいるから気をつかいますよね」と気づかい、さらに「双方の事務所が交際を否定していたので、今後は2人の演技に注目しましょう」と大人の対応を見せた。

●「矢口真里と中村昌也の“デコボ婚”夫婦が別居」【とくダネ】

結婚・出産ラッシュが続く元モー娘。の中でも、トップクラスの売れっ子で勝ち組だった矢口。2011年5月の結婚発表時には、身長差48cm、さらに中村が「貧乏で泣かせても浮気では泣かせない」という妙な宣言するなど収入差のあるカップルとしても、話題を集めていたが、別居の理由は何なのか。

どうやら仕事と子作りに対する意見の相違で、夫婦ゲンカがエスカレートしたらしい。ただ、矢口が昨年夏に家を出て一人暮らしを始め、中村も家を出たというから事態は深刻だ。

中村の事務所は、「夫婦ゲンカしているだけ」と離婚を否定しつつも別居を認めるコメント。これを聞いた小倉は「別居すると難しくなるからな……」と話し始め、すかさず菊川怜が「そうなんですか? 実体験が?」と尋ねる。思わず「そうですね」と素直に答えてしまう小倉。菊川らしい見事な天然ツッコミだった。

●「藤井フミヤの息子が歌手デビューか?!」【とくダネ】

50歳になった今の趣味は「カレー作り」。まずは香辛料を買い、次にそれを挽く臼を求めて合羽橋商店街へ。フミヤは目を輝かせながら「こんなに憧れている町はない!」と熱く語るなど、やたらテンションが高い。

その後、キッチンでカレーを作りながら、徐々に家族の話へ。「オレ、仕事以外では鼻歌すら歌わないし、カラオケなんて行かない。でも息子は年中朝から歌ってて『うるせ~』と思う(笑)。たまに飲みに行って話すけど、バンドを組んだりしているけど甘くないことは本人も分かっている。娘はろくでもない男なら、嫁に行かなくていいかな」とかつてないほどにプライベートを明かした。近い将来フミヤジュニアのデビューはあるのか。フミヤは「若いころから引退を夢見ていた」というだけに、早く親子共演の実現を。

●「中島知子が谷間全開のボンテージでノリツッコミ!」【ノンストップ】

今週火曜、東京MXの『5時に夢中』に生出演した中島は、胸の谷間全開+超ミニスカのボンテージ姿で現れていきなり度肝を抜くと、胸元のジッパーを下ろしてブラジャーを見せる謎のサービス。「(共演の)岡本夏生さんの足を引っ張らないように」と話したが、これこそ洗脳の副作用では?!

詐欺の話題では「私もエステの店でだまし取られる直前までいった」と明かしたり、ふかわりょうから「中島さんはもう“家具運搬タレント”ですが……」と話を振られて「ええ、2年前に……何言わすねん!」と自虐ノリツッコミしたり、トークは極めてスムーズ。さらに、「樹木希林へ改めて謝罪したこと」「女優をやるからにはハリウッドを目指す」「雇ってくれる事務所、募集しています!」などと話した。

しかし、トーク力こそ変わらないものの、岡本やふかわより格下扱いを受けているのが現実。この放送を見たメディア関係者は、「ヨシッ、中島を使おう」と思えるのか。冠番組を持つタレントたちは沈黙を貫いている。

●「水沢アリー、初イベント後に加藤浩次を斬る」【スッキリ】

話し方や雰囲気が似ていることから、「第2のローラ」と呼ばれる水沢。普通の大学生だったが、今年2月、事務所に入ってわずか2週間でテレビ出演するなど、露出が増えている。「(ローラに)声がそっくり!」と興味を持った加藤浩次が「モデルさんなの?」と聞くと、共演歴のあるテリー伊藤は「普通にバラドルで出てきたんだよね。怖いもの知らずで面白いし、本人も芸能界にいるかどうか分かってない」と高評価で返す。

その後、初のイベント出演をこなした水沢から2人にメッセージ。まずはテリーを「制作側の人間だったから頭のいい人」と評論すると、加藤には「めちゃめちゃイケてる人。あのしゃがれ声が小学生時代から大好きで、前はお笑いで生きていたけど、今は『スッキリ』でコメンテーターとかするようになって、おっきくなったな~と思って。ポテンシャルがすごかったから見い出されたんだな」と間違いだらけの上から目線。キャラのパクリが指摘されているが、しゃべりの量はローラを超えている。ちなみに、芸名のアリーは「アリが好き。それくらい働きたいから」らしい。ローラとの共演間近?!

●「今田耕司、3LDKの独身生活をボヤく」【スッキリ】

今週、ビビる大木が結婚したことを引き合いに、結婚の予定について聞かれた今田は、「その人(運命の人)に出会えたら、僕は即行く気ですから!」と意気込む。ここまではいつも通り。ただ、この日はさらに熱っぽく話し出した。「そのために3LDKに住んでますからね。……でも、使ってるの1Lや! 汚れようがないから『今日もキレイね~』って一人で言いながら家を出る」と寂しい暮らしぶりを自虐。週1で来ているフィリピン人の清掃員が初めて今田の部屋に来たとき、「Oh! クリーン。どこ掃除するの?」と言ったらしい。何度か一般人OLとのデート報道があったが、“お持ち帰り”の準備は万全か。


今週、『PON!』のビビる大木が結婚を生放送で発表した。先日は『バード』の羽鳥慎一が熱愛報道を認めただけに、残るワイドショーの独身MCは……『とくダネ』の菊川怜のみ。4月1日の放送で小倉智昭から「怜ちゃんが結婚しました!」とエイプリルフールのネタにされるなどさんざんな扱いだが、彼女もデビュー15年目の35歳。熱愛相手が同じ東大卒のエリートとかじゃなくて、スギちゃんあたりの苦労系芸人だったら、『とくダネ』の視聴率も上がりそう。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。