5月3日から公演する舞台『16人のプリンシパル deux』の公開リハーサルが2日、東京・赤坂の赤坂ACTシアターで行われ、アイドルグループの乃木坂46が出席した。

前列左から桜井玲香、橋本奈々未、生田絵梨花、生駒里奈、白石麻衣、松村沙友理、秋元真夏、中列左から伊藤寧々、中田花奈、井上小百合、西野七瀬、若月佑美、深川麻衣、永島聖羅、高山一実、後列左から大和里菜、和田まあや、中元日芽香、川村真洋、伊藤万理華、斉藤優里、齋藤飛鳥、衛藤美彩、能條愛未、川後陽菜、斎藤ちはる

昨年の夏にPARCO劇場で開催した乃木坂46としては初の劇場公演『16人のプリンシパル』。観客が1幕を観て休憩中に投票し、2幕の出演者を決めるという、演劇の常識では考えられない劇場公演として話題を集めた。そんな話題の舞台が今年も甦る。続編となる本作は、映画『桐島、部活やめるってよ』で吉田大八監督とともに日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が脚本を担当。海外でも注目されている『毛皮族』主催の江本純子が演出を手掛ける。

舞台稽古前には、乃木坂46のメンバー26人が登場して報道陣の取材に応じ、キャプテンの桜井玲香が「前回とは全く違う舞台になっているので、去年見て下さった方も新しい楽しさがあるとと思います。その分、メンバーもテンパッていますが、一役一役自分のものにしていけるように頑張っていきたいと思います」と意欲。生駒里奈も「どうなるのか不安で一杯ですけど、一生懸命役に選ばれるようにお芝居をお見せしたいと思います」と意気込んだ。

以前のイベントでセクシー担当を自負した松村沙友理は「今回は結構年上の役を狙っています。大人の"さゆりん"が見れると思うので期待して欲しいです! 今まで隠していた松村をオープンにさらけ出したいと思います」と気合十分。さらに、「生年月日が同じ剛力彩芽さんをライバル視しています!」と大きな目標も。そんな松村に対し、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』で剛力と共演した生田絵梨花は「強いての共通点は明るいところ。それ以外は全然違いますね」とライバル視が早いと言わんばかりダメ出ししていた。 また、7月3日に発売される6枚目のシングル(タイトル未定)で、生駒からセンターに変わる白石は「私がセンターになったからには、新しい乃木坂を出していきたいです!みんなと協力していい作品を作っていきたいですね」と早くもセンターとしての責任感を露にしていた。

舞台『16人のプリンシパル deux』は、5月3~12日に東京・赤坂ACTシアター、5月31日~6月2日に大阪・梅田芸術劇場メインホールでそれぞれ開催される。