戦隊ヒーロー出身の俳優・聡太郎が、宅配寿司「銀のさら」のイメージキャラクターに起用され、27日から全国放送をスタートする新CM「効果音A」篇、「ファッションB」篇に出演する。

宅配寿司「銀のさら」の新CMに出演した聡太郎

1986年1月29日生まれで、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の聡太郎は1999年、第12回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞。その後、俳優を中心に活動しながら、高校卒業後の2004年ごろから日本にその拠点を移した。2007年、テレビ朝日系ドラマ『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のゲキチョッパー役に起用され、注目を集める。今回は聡太郎にとって初のCM出演となり、「オンエアが楽しみで仕方ありません」と言うほど渾身の映像に仕上がっている。

CMは、視聴者に明かされることのない"CMの裏側"を暴いていく内容。聡太郎がそのガイド役となり、「武士に切りつけられる音は白菜を切る音」「爆発はCGを駆使して作られた映像」「元気に歩く犬の前には肉を吊り下げている」といったさまざまな仕掛けを紹介していく。そして、最後に登場するのは、大人の思い通りに動いてくれない子役たち。撮影に疲れて笑顔のなくなった子役たちに、監督が「銀のさら」の寿司をふるまうと、皆一様に笑顔を取り戻していく。

撮影は3月某日。さまざまなシチュエーションを盛り込むべく、トータルで88カットにも及ぶ撮影が行われた。「全編通して驚きがあり見どころだらけ」と語る聡太郎は、中でも「一押しの見どころは大迫力の爆破シーンです」と勧める。スタジオ内での爆破シーンは、アクション映画さながらにワイヤーで聡太郎を吊り上げたが、爆発自体はフルCG。一方、スタジオ外の爆破は本物で、特撮の火薬担当などで活躍する熟練スタッフが手掛けている。

そのほか、高慢ちきな女優を演じた真中乃亜にCGでシワを足したり、落武者メイクに半日かけたり。27日にオフィシャルサイトにアップされる120秒のフルバージョンCM「秘密」篇とメイキング映像からも、出演者、スタッフの思いが伝わってくる。

CMカット

メイキング