福岡市はこのほど、市内の公共施設や民間施設などで提供している公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」を、博多駅などJR九州の8駅に順次設置すると発表した。

JR博多駅。4月27日より公共無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」の拠点に加わる

「Fukuoka City Wi-Fi」は昨年4月よりサービス開始。約1年間でアクセス数は累計70万件に上った。同サービスの1周年を機に、博多駅をはじめ、福工大前駅・九産大前駅・香椎駅・千早駅・吉塚駅・南福岡駅・九大学研都市駅の計8駅でサービスを開始する。

導入時期は、博多駅と九大学研都市駅が4月27日。残りの6駅については5~6月にかけて順次導入する予定となっている。今回の福岡市内8駅への導入により、「Fukuoka City Wi-Fi」は全61拠点、アクセスポイント数は247カ所となり、自治体主体の無料公衆無線LANのアクセスポイント数としては国内最大級となる。