JAFはこのほど、交通安全を啓発する動画コンテンツ「道路交通のあるある話」をホームページ上で公開した。誰もが経験するシチュエーションで交通安全を呼びかけるほか、コンテンツ内に「あるあるミガッテンシュート!」と題したゲームも用意した。

「道路交通のあるある話」

「あるあるミガッテンシュート!」

JAFはこれまで、ドライバーを対象にさまざまな安全運転支援コンテンツを公開してきた。しかし、年間4,000名を超える交通事故死者のうち、約半数を自転車利用者と歩行者が占めることから、ドライバーだけでなく道路を利用するすべての人に交通安全意識を高めてもらうべく、同コンテンツが制作された。

歩き方や自転車の利用方法などの日常的なシーンの中にある危険なシチュエーションの中から、「歩道も走る自転車」「なかなかつかないヘッドライト」「クルマとバイクと交差点」の3つについて、誰もが経験する「あるある話」を映像化。それが他者にストレスを与える行為であることを表現した。相手の立場を理解することが道路交通全体のストレスを低減することになり、交通事故の減少につながることをねらいとしている。

動画コンテンツにはアンケートを取る機能が含まれており、動画を見ながらアンケートに答え、同時にその集計結果も見ることができる。また、ゲーム「あるあるミガッテンシュート!」では、街の中を自由に移動し、身勝手な行動をする人にとりつく「みがってん」を退治する趣向となっている。