北総鉄道と京成電鉄は21日、千葉ニュータウン中央駅で開催される「ほくそう春まつり」を記念して、北総鉄道9000形車両による臨時列車「ほくそう春まつり号」を運転する。2009年に北総鉄道開業30周年記念として運転して以来、毎年同イベントにあわせて運転しているもので、今年で4年目。

「ほくそう春まつり号」として京成線・成田駅~千葉ニュータウン中央駅を運転する北総鉄道9000形車両

9000形による臨時列車は今年、京成成田発千葉ニュータウン中央行の通勤特急列車として運転。京成成田駅から勝田台駅までの間の各駅と、八千代台、京成津田沼、京成船橋、京成八幡、京成高砂、小室の各駅に途中停車する。予約不要で、乗車区間の乗車券または定期券があれば誰でも乗車できる。乗車記念品として、「ほくそう春まつり号乗車記念証明書」が京成高砂~千葉ニュータウン中央間の車内にて、乗客にプレゼントされるとのこと。

北総鉄道では現在、7500形、7300形、7800形、9000形の各車両に「ほくそう春まつり」ヘッドマークを掲出してイベントの告知をしており、9000形はイベント当日も、「ほくそう春まつり号」のヘッドマークを掲出して運転する。

北総鉄道9000形車両は、1984年3月の小室~千葉ニュータウン中央駅間開業に合わせてデビュー。デビュー当初は6両編成だったが、1991年3月の都心直通運転開始に合わせて中間車2両を増備。現在は8両編成1本が活躍している。