アクサ生命は27日、「就業不能」にフォーカスした『大切な人保障スペシャル』(正式名称:生活障害保障型逓減定期保険特約)を4月2日より販売を開始すると発表した。

この商品は、2月に販売開始した『アクサの「企業経営」サポートシリーズ 就業不能保障プラン』と同様の保障内容を、解約払いもどし金のない逓減定期保険タイプの特約として提供するもの。低廉な保険料で、個人のライフサイクルに合わせた包括的な保障を提供して、「就業不能状態」に対する備えを経済的にサポートするという。

わが国には病気やケガなどで長期にわたり「就業不能状態」となっている患者が14万人(厚生労働省「平成23年患者調査」20歳~64歳の6ヶ月以上推計入院患者数(不詳を除く))いる。世帯主が「就業不能となった場合」、生活に必要と考えられる資金は月額約30万円(生命保険文化センター「平成24 年度生命保険に関する全国実態調査」)だが、障害年金などによる給付額は、生活に必要な資金を満たしていないため、自助努力で「就業不能状態」に備えることの重要性は高まっている。

このような背景から、アクサ生命は死亡・高度障害に加えて、「就業不能」の要因として不安意識が高い、「要介護状態」、「身体障害状態」、「脳卒中および急性心筋梗塞」(2012年1月同社調査実施)を保障する、逓減定期保険タイプの特約を開発した。

さらに年金払特約により、年金もしくは一時金との併用といった保険金の受取り方が選択でき、多様化する顧客のニーズにきめ細かく応えることができる商品になっているとしている。また、法人の顧客の場合、経営者の「就業不能リスク」に備える、経営安定化のための資金にも活用できるという。

アクサ生命は、顧客のニーズの変化に対応するために保険を「再定義」し、最先端のサービス、革新的かつ顧客にとって最適な商品を提供していく。そして、顧客の信頼を獲得し、選ばれる企業となることを目指していくとしている。