国内では岩手県野田村でしか手に入らない鉱石「マリンローズ」を使用

藤田観光が運営する箱根小涌園ユネッサン(神奈川県箱根町)は3日、岩手県の野田村で採取されるマンガン鉱石「マリンローズ」を使った「縁むすび風呂」を新設した。

新たなパワースポット「箱根温泉神社」も建立

同施設は、水着で温泉を楽しめるユネッサン露天エリア(通称:湯~とぴあ)をリニューアル。新設した「縁むすび風呂」は、東日本大震災の被災地、岩手県九戸郡野田村の野田玉川鉱山で採取されるマンガン鉱石「マリンローズ(学名:ロードナイト)」を使用している。

「縁むすび風呂」に使用するマリンローズは、国内では岩手県野田村でしか手に入らない貴重な石で、およそ2億年もの間、地中深くに眠り続けていたものだという。鉱石の石言葉は、幸福・絆(きずな)・愛。「縁むすび風呂」の新設で、東北復興への一助となればという願いがこめられている。

更に同エリアには、新たなパワースポットとして、箱根神社の御分霊を祀る社「箱根温泉神社」を設立。また、自然かけ流し温泉「岩風呂」も復活した。

箱根小涌園ユネッサンの営業時間は、9時~19時。料金は大人2,600円、小人1,300円。