女優・上戸彩が出演する映画『おしん』に、第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞した井頭愛海が出演することが4日、明らかになった。

映画『おしん』に出演する井頭愛海

30年前に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『おしん』は橋田壽賀子が脚本を務めた作品で、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録するなど社会現象となった。このほど映画化が決定し、2月中旬より撮影がスタート。おしん役には新人子役の濱田ここねが起用され、母・ふじを上戸彩、奉公先である加賀屋の大奥様を泉ピン子が演じる。

井頭が演じるのは、加賀屋の長女・加世。両親に甘やかされて育った加世は、奉公に来たおしんを最初は小ばかにしていたものの、おしんの純粋な気持ちと熱心さに徐々に心を開いていき、友情を芽生えさせていく。井頭の撮影は、3月中旬から下旬まで行われる予定。

本作で初めて演技に挑む井頭は、大阪府出身で現在小学6年生の12歳。撮影を目前に控え、井頭は「『おしん』が素晴らしいドラマということは、親から聞いて知っています」と語るなど、期待と不安を感じているという。映画『おしん』は10月に全国公開を迎える。