お笑いコンビ・オードリーの若林正恭、平松恵美子監督が26日、東京・シネマート六本木にて行われた映画『ひまわりと子犬の7日間』(3月16日公開)の女性限定試写会に出席した。

左から平松恵美子監督、ひまわりを演じたイチ(犬)、若林正恭(オードリー)、サプライズで登場した春日俊彰(オードリー)

堺雅人、中谷美紀らが出演する同作は、宮崎県の保健所で起きた親子犬と職員の実話を元に、山田洋次監督の共同脚本・助監督を20年間務めてきた平松恵美子監督が映画化したヒューマンドラマ。保健所の新人職員・佐々木一也を演じた若林は、「なぜ私にという気持ちでしたが、やる気がない青年役という事で、だったらできるかなと」と振り返り、「役のために1.2kg体重をしぼったんです。今はあの時よりも4kgも太っているんですが、次回作までにしぼってきます」と役作りのエピソードを明かした。

観客から事前に集められた質問に答え、会場を沸かせた若林。日頃のストレス解消法については、「普段、車移動なんですけど、わざとカーナビに逆方向をいれて、『Uターンです』って言われるのに、『うるせぇよ』って突っ込むことですね。普段人の指図ばかり受けているので(笑)」と意外な方法を告白。「映画監督をしたらどんな作品を撮ってみたい?」の質問に対しては、「撮ってみようと思ったことがないので、よくわからないです」としながらも、「春日で撮るとしたら、超人ハルクとか、人造人間、フランケンシュタインみたいな感じになるんですかね(笑)」と、相方・春日俊彰を話題に出した。

また、この日は映画に関する2択クイズを出題し、勝ち残った観客にプレゼントが授与された。プレゼントを手に現れたのは、犬の着ぐるみ姿の春日。サプライズゲストの登場に会場からは黄色い声援が飛ぶ中、春日は映画初出演を果たした若林に向けて、「いい役者は演じるのではなく、その役になりきるものですが、そこに佐々木一也という人間がいたから、それは大したものだと思いました」とメッセージを送っていた。