マラソン大会翌日に仕事・学校・家事などを"休んだ"経験

リサーチ会社のクロス・マーケティングは、全国の20歳から59歳の男女800名を対象に、「マラソンランナーの疲労」に関する意識調査を行った。調査期間は、2月4日から2月7日。

約2割の人が、疲労で大会翌日に仕事や学校を休んだ

調査の結果、マラソンによる疲労で、54.8%の人が大会翌日に仕事や学校を休みたいと思った経験があることがわかった。

また、ランナーの3人に1人が、大会の疲労によって、翌日の仕事や学校に支障がでた経験が「ある」と回答。休んだ経験があるランナーは全体の16.9%で、普段よく走っている人程その傾向があった。

マラソンブームは一方で、仕事や勉強・家事の妨げに?

マラソン大会出場翌日のパフォーマンスの割合

また、普段の仕事・勉強・家事の能率を100%とした場合、マラソンの翌日は平均で67%と、約3割パフォーマンスが低下することがわかった。普段のランニング頻度や時間にも、その影響は関係ないようだ。

大会出場後、8割の人が筋肉痛を感じている

マラソン大会出場前の不安については、「完走できるか」が1位で42.8%、「筋肉痛」が2位で30.1%、「脱水症状」が3位で23.8%。なお、普段よく走っている人ほど、マラソン前に「筋肉痛」を不安に感じていることも判明した。

また、実際にマラソン大会出場後に筋肉痛を感じる人(「かなり感じる」「やや感じる」の合計)は、全体の8割にものぼっている。

マラソン中に頭の中でループする曲1位はZARDの「負けないで」

マラソン中に頭の中で流れる曲

なお、マラソン中に頭の中をループする曲をたずねたところ、1位はZARDの「負けないで」、2位は爆風スランプの「RUNNER」、3位はロッキーのテーマ曲である「Gonna fly now」だった。